OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ヒガンバナ、見マシタ??

2023.09.21

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

一昨日の小欄でヒガンバナのことについて触れましたが、みなさまはヒガンバナをご覧になりました??

アタクシは今年はまだ見かけないのでございますよ。特に赤いヒガンバナ。

実はクリーム色のヒガンバナは咲いていました。毎年見かけるいつものところに。

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写真奥に葉も映っていますが、これはヒガンバナの葉ではなくて、6月ころに咲いていたアガパンサスの葉です。

 

いつもでしたらこのクリーム色のヒガンバナの隣に赤いヒガンバナが咲くのですが、赤いヒガンバナはまだツボミでした。いつもは一緒に咲いている印象でしたが、思い違いか、暑さに対する品種特性による差なのかわかりませんが、赤いヒガンバナがツボミのところを見ると、やはり今年は随分遅いように思います。

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今年の暑さが影響しているのでしょうか。いや、何が起こっても全部暑さのせいにしてしまうの、よくありませんかね??

ということで、ヒガンバナの開花に関する論文などを調べて見ましたら、以下の通り。(研究されている方は意外と少ないかもしれません)

※ご参考1:ヒガンバナの開花に関する論文はこちら(和歌山大学)

※ご参考2:「ヒガンバナはどうやって季節を知るのですか?」(日本植物生理学会)

 

参考2のサイト内に掲載されている大阪府立大学大学院生命環境科学研究科・森源治郎先生のところに、

「(ヒガンバナの)球根内では、4月下旬に花芽ができはじめ、6月中旬に雌しべ形成、8月下旬に花粉形成、9月中・下旬に開花します。雌しべ形成が終わると、高温(25〜30℃)ではかかえって発育が抑制され、適温は20℃付近に低下します。」

 

とありますので、今年の夏の高温は開花の遅れに影響があるのかもしれません。

 

もしみなさまがヒガンバナが咲いているところを見かけましたら、よろしければ花研コーヒーブレイク編集部まで写真とともにお便りくださいませ。

Eメールには以下のことをご記載お願い致します。

★タイトル「ヒガンバナ咲いたよ!」

★撮影日

★撮影地点(○○県○○市くらいまでで構いません。海外からのお便りもwelcomeです)

★募集期間 本日9月21日より2023年10月10日まで

★Eメールアドレス  hanaken☆otalab.co.jp

☆マークをアットマークに置き換えてください。

 

※お送りいただければとてもとてもありがたいのですが、特にプレゼントなどはございませんので、心苦しい限りではございますが予めご了承ください。(謝意をテレパシーでお送りするくらいです・・・)

※お送りいただきました情報は、小欄でご紹介させていただくことがございますので、このことにつきましても予めご了承くださいませ。但し、お送りいただきました写真につきましては、小欄でのご紹介以外で利用することはございません。

★匿名送信、ニックネーム送信OKです。

 

どの地点でどのタイミングでヒガンバナが咲いているのか、興味がありまして、開花が遅い今年の情報として可能であれば記録しておきたいのです。

是非ヒガンバナ咲いたよ情報をお寄せいただけますと幸いです。

 

「暑さ寒さも彼岸まで」といいますから、毎日30度超えの暑さも彼岸を過ぎて来週には一段緩和してほしいものですね。花卉の成長と開花のためにも。

それではみなさま、ごきげんよう。

 

『フラワービジネスノート2024』はこちら。

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