OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ナギの生産者様

2010.06.17

 

世界遺産指定地域の一角である新宮市から、ナギの生産者である尾屋さんがご夫婦ではるばる弊社まで来てくださった。なんでもお車で10時間かけていらしてくださったとのこと。冗談半分だが、私はこの新宮市近辺を国内にある外国と呼んでいる(すみません)。霊場(パワースポット)である熊野古道周辺は、そのくらい都会との乖離感があってもいいのかもしれない。むしろ天空に近いかとすら思う。

 

思い返せばナギを開発する時(2008年当初)、和歌山県から生産者を募るために地元の農業関係従事の方々に声をかけていただきましたが、「そんな雲をつかむよう話・・・」「お金になる話じゃないよね・・・」「道のり長いし、壁も高いんじゃない??」と誰も手を挙げませんでした。そんな中、唯一リスクを顧みず、手を挙げてくださったのが尾屋さんでした。

大切なナギ開発を一緒にしてくださるパートナーが尾屋さんで本当によかったと思います。和歌山、とりわけ新宮は東京から頻繁に訪問するには大変な距離です。しかし、共同開発をするには梱包一つにしても細部に至るまで、考えなければならないポイントが多々あります。

しかも、開発品は新開発の商材ですから、まるっきり同じものは前例がありません。となると、なかなか他例に倣って同じように実践することができないポイントが出てきます。何が正解かわからないのです。遠いだけにこちらがお伺いして全てを解決することは、なかなか至難の技だったりしますが、尾屋さんはご自身で(夫婦お二人で)試行錯誤の上、色々と試していつもベストの道を模索してくださるのです。

しかも、花きマーケットも幾分特殊な性質を持ちますが、尾屋さんは初めての花きマーケットに対して素早く事情や状況を理解してくださいました。

失礼ながら昨年お会いした時より、さらに若々しく見えたような気がして、思わず言ってしまったが、これもスピリチュアルプランツから受ける霊気のせいか、いやいや、尾屋さんの人生に対する前向きな姿勢があるからこそのことでしょう。

 

 今年は4月の気温の低さから、発芽が遅れているとのこと。

 

ところで皆さん、ナギについての情報です。

ナギの樹に雄と雌があるそうです。でも見分け方が分かりません。

本日尾屋さんが、その見分け方について教えてくださいました。 

見分け方については、次回お知らせ致します!

pagetop