OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

コーヒー豆を使わずにコーヒーをつくるには

2021.09.08

こんにちは。ボンソワール桐生です。

最近、代替肉のニュースに興味があり、フードテック業界のニュースをちょいちょい読んでいます。小欄で以前チョコレートをカカオ以外から作る話を紹介したかと思いますが、代替○○のようなことも背景にあり、フードテック業界は爆発的に拡大しているように思います。

ライフスタイルや自然環境、個人の尊重、人口増加等に対応した食料の安定供給など、様々な問題をフードテックで対応して解決すべき課題が増えているということかもしれません。

代替肉がその代表です。実際には細分化しながら発展し、シンガポールの大学にはフードテック科なるものもあるようです。日本には大学の農学部があり、農学部内には食品関係の研究室があります。また栄養専門学校など、食に関する教育研究機関は多数あると思いますが、日本の大学などでは代替肉などの研究について進展はどうなのでしょうか。およそフードテック関係のメルマガを見ると、海外で盛んに起業なり資金集めのニュースが目白押しです。直感的に思うに、そのほとんどがなかなか実用化までは至らないのでしょうが、そこにお金が集まるだけの意味はあると思います。やはり人類は食です。

 

前置きが長かったのですが、この先は短いです。はい、今回はコーヒーについて。

食の世界でも1970年代ごろに示されたSFの世界観が具体的になってきたような感じがします。

コーヒー豆を使わずに合成生物学を活用するのだそうです。合成生物学がどのようなものかよくわかりませんが、食品科学と発酵技術により微生物を使ったものなのだそうです。

そのほかにも廃棄されるスイカの種、茎、殻などを使用し、発酵技術を活用してコーヒー豆を使わないコーヒーを研究開発しているところもあるのだとか。

世界的にコーヒー豆の取引価格が高騰して、この10月には日本国内でも小売り価格に影響が出そうです。(というか、もうすでに影響が出ているような実感がありますが・・・。)

今後、代替コーヒーはニーズが高まりそうですね。

記事はこちら。

フラワービジネスノート2022はこちら。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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