OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

切花輸出入協会様主催のセミナーが素晴らしかった~!という話

2020.02.10

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

2月7日(金)切花輸出入協会さまのセミナーに行ってまいりました。(大崎にて開催)

これがまたよかった!

基調講演のお二人。

一人目は国内で最大級の切花専門輸出入商社クラシックの西尾会長。

お二人目は現在NHKでサッカーの解説者としてもご活躍され、これまでにサッカーの日本代表チームのコーチや監督を歴任されている山本昌邦氏です。ご存知の方も多いかもしれませんね。

こちらが山本氏。

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う~ん、そうですね。俳優の高橋克典さんを教育者風、あるいはNHKの解説者風にデフォルメした感じ??(個人的印象)

でも高橋克典さんの身長は176cmくらいらしいので、山本さんの方がもう少し背が高いかも・・・って、大きなお世話やね。

いずれにしても、印象としては同じラインにプロットされるように思います。(←もちろん褒めています)

 

このような著名な方をどうやって招聘されたのかと思いましたが、その伝手を伺いなるほどなるほど。これは花き業界にとってはまたとない素晴らしい機会でしたね。切花輸出入協会さま、貴重な機会を創出していただき、ありがとうございました。

西尾会長のお話は明日の小欄でご紹介させていただくとして、本日は山本さんのお話を一部ご紹介。

そのテーマは「一流選手から学ぶ目標達成へのプロセス」。マネージャーがいかに個人の能力を引き出し、現在のチームの総和を高めるかというコーチングの話。日本で1年に12人しか受けられないというサッカーのS級コーチの資格を所有する山本氏がその知識とノウハウ、経験を生かしてコーチ、マネージャーとしていかに人をいかに育てるかを伝授してくださいました。

 

アタシなんて、最前列で聴いちゃいましたもんねー^^

いまやサッカーといえば国民的スポーツの一つですが、個人的興味としては、スポーツの中で上から7-10番目の間にランキングされくらいで、全国に熱狂的なサッカーファンが存在するのを知っている限りは、決して軽率にサッカーファンと言えるわけではないのですが、そんなアタシでも山本氏の講演は相当楽しませていただきました。

サッカーフリーク、サッカーファンの方、大変申し訳ございません。それほどサッカーに詳しくない私でも相当楽しく勉強になる話だったということをお伝えしたかったのです。フリークのみなさまだったら涙が出るほど面白かったのではないかと。サッカー業界の秘話がふんだんに盛り込まれて面白いのです。

さすがNHKでスポーツ解説するだけありますし、講演の場数を踏んでいらっしゃるだけあって、よどみない軽妙な口調が効きやすく、集中して聞いていられます。

日本のサッカーチームがワールドカップに行けたのは、人を育てたから。FIFAワールドカップの登録チーム数は、国連に登録されている国と地域の数より多い。そんな激しい競争の中、日本は2030年までに頂点を目指しているということです。日本サッカー協会認定のS級コーチは1年に12人しか受けることができない。その難しい壁を突破して、S級コーチライセンスを取得された山本さんは、コーチング、マネジメントの話をしてくださいました。

 

例え<プレイヤーに必要な資質>とは?

「技術」「戦術」「体力」の3つが重なる所がパフォーマンス。パフォーマンスが良い選手がいいのは確かだが、これでは山本氏は選手をスカウトしない。

これにある「係数」が必要で、それをかけてその選手の将来を測るのだそうです。(個人的理解です)

その係数とは「メンタル」。根性とかやる気ではありません。サッカーのコーチングに根性論は出てこないそうです。

メンタルが0だと、技術10点×戦術10点×体力10点×メンタル0でその人の資質は0点。つまり、才能よりも努力し続ける力、その心を持っているかどうかということが大切だということです。

ある選手ゴ●●山さんは、技術2×戦術10×体力10×メンタル100だったと(←褒めています)。ここだけの話ですよ。

だから高いメンタル(志、モチベーションということでしょうか)を持つ選手を登用し、いかに維持するかが大事。

<メンタルをどう維持するか>そのために<リーダー、指導者に求められる能力は何か>についてお話ししてくださいました。

 

成功することより、成功を追い求めることが大切で、それこそが成功と説きます。最後まで勝ちを諦めない。

仕事においては必ずしも勝ち負けではない場合もありますが、アタクシもこのスピリットで生きていきたいと思います。スポーツもお仕事も。

 

日本サッカーの飛躍の裏にはこのような人を育てるマネジメントがあったのですね。サッカーへの興味も高まったというものです。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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