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ローランギャロスの新テニスコート建設にみるこれからの緑化トレンドについて

2019.05.31

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

現在、テニスの4大大会の一つフレンチオープンがパリのローランギャロスで開催されています。シングルスの日本人選手としては、このブログを書いている時点で、錦織選手と大坂なおみ選手が勝ち上がっています。昨日の試合で、奈良くるみ選手が元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)と、西岡良仁選手がグランドスラムタイトル獲得者のデルポトロ選手(アルゼンチン)と対戦、両者ともかなり善戦しましたが惜敗してしまいました。引き続き錦織選手となおみちゃんと応援してまいりたいと思います。

 

さて、注目すべきはローランギャロス(テニスコート)の緑化です。テレビに映るようなセンターコートなどでは、観客席の最前列にゼラニウムが植栽されているのが定番でしたが、なんと今年新しくできたシモーヌ・マチューというコートは四方が温室に囲まれているというではありませんか!

エッフェル塔の2キロ西にある「ブローニュの森」という大変自然豊かな美しい公園の中に存在するローランギャロスは、新しいコートを建設するには長きにわたる法廷闘争を経なければならなかったそうです。隣接するオートゥイユ温室庭園があることやそのほかにも19世紀からの植物園や樹木園が周辺にあることから、新コート建設は悪影響を与えると主張する環境保護団体や地元住民の反対を乗り越え完成。メイン会場から少し離れた場所に位置し、コートの周りが緑で囲まれていることから、これまでにないユニークな雰囲気を体感できるようになっているそうです。

錦織選手もコートに行くまでの道がについて「(緑があって)気持ちいい」とコメントしていましたし、ほかの選手も「お気に入りのコートになるだろう」と言っているなど、なかなか好評です。

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試合中継を見ていて「新コートのシモーヌ・マチューができました」という紹介はあっても、その周りの緑化や温室のことまで言及されることは少ないのですが、せっかくの新コートですからもう少し映像を使ってコンセプトや構造などを紹介してもよさそうなのに、少しもったいない気がしました。

 

この建設と植栽に象徴されるように今後都市開発は活発になっていく一方で、緑化政策も同時に進行していくものと思います。将来的には、建設と緑化は一体化し、建設・建築に常に緑化がついて回るものになるかもしれません。もしかすると、大学の建築学科では緑化も必修科目になるなんてこともあるかもしれませんね。

<ローランギャロス 新コートの緑化記事はこちら>

↑英語の記事ですが、きれいな写真だけでもどうぞ!

 

それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。

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