花研コーヒーブレイク
平和とShalom ~クルクマシーズン前夜に捧ぐ~
2026.05.19
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
不安定な国際情勢が続いています。ニュースを見れば、争いや分断という言葉を目にしない日はありません。そんな時代だからでしょうか。「平和」を意味する言葉に、ふと心が留まることがあります。
イスラエルの公用語とされるヘブライ語。あまり馴染みのない言語のようでいて、実は私たちの身近にもヘブライ語由来の言葉があります。
ハレルヤ、アーメン、アルマゲドン・・・このあたりでしたら、きっと多くの人が聞いたことのある言葉でしょう。
その並びの一つに「シャローム(Shalom)」があります。
花業界の方なら、「クルクマの代表品種」を思い浮かべる方も多いでしょう。長年クルクマのエースとして親しまれてきた品種名です(現在は別の品種が出荷量トップ・2025年大田花き)。
調べてみると、“Shalom”とはヘブライ語で「平和」を意味する言葉であり、「こんにちは」と同じように日常のあいさつとしても使われるのだそうです。
「シャローム」があいさつで使われると聞いてふと思い出しました。アラビア語でも「サラーム」とあいさつします(ディズニー映画の『Aladdin』でも「サラーム!」という印象的な呼びかけから始まります。
調べてみると、「シャローム」と「サラーム」は、どちらも「平和」や「平安」を意味し、語源を同じくする言葉なのだそうです。ヘブライ語とアラビア語は、ともにアフロ・アジア語族のセム語派に属する近縁言語。“平和を願う言葉が、日々のあいさつになる”という文化もまた、共通していました。
そんな「シャローム」という名前を持つクルクマが、もう少しすると、夏の市場に並び始めます。今週は、シャロームシーズン前夜に当たると言っていいでしょう。
それにしてもクルクマのシャロームが「平和」という意味だったとはね。クルクマを見る度に国際紛争の終息を願うばかりです。
ちなみに、「クルクマ」の名前自体はアラビア語の「黄色」に由来した名前。詳細は拙著「はじめての切り花ガイド」(P.67~)をご参照ください。
ちなみついでに、「Thursd.」の記事ですが、オランダでは染めのクルクマも流通しているようです。
国産ではまだこういう感じのクルクマの染めは定着していないかな。これからクルクマはまだまだマーケットが伸びていく潜在性を感じますね。
ということで、いつもならここで終わりなのですが、そうは問屋は卸しませんでしたw
「クルクマのTシャツ作ったよ」と花研ブロガー1号。
自作のクルクマTシャツ⇓
7月9日を「クルクマの日」にするとか、しないとか。
「しよう!」と言ったのは当社ではないのですが、「した場合」のプロモTシャツです。自作のピクセルアートをTシャツにプリントしたそうう。特に右下のグリーンがクルクマ感たっぷりですね。
クルクマのポーズだそうです。プロモーションの時はみんなでぜひ。
クルクマの出荷はそろそろスタートです。
いつ本格出荷するかは「フラワービジネスノート2026」のData16流通品目早見表(五十音順)で秒で確認していただけます。
ちなみに、クルクマシーズンに先立ち、現在旬を迎えている品目の一つがシャクヤク。
この度、日本一の生産量を誇る長野県中野市のシャクヤク生産地に潜入!記事はこちら➾『産地ウンチク探検隊』vol.150(前編、後編)
それではみなさま、ごきげんよう。














