OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

気づけば紅茶派!? データで読み解く日本の飲み物事情

2025.06.23

こんちゃ。花研の一研究員です。

どういうワケか、最近お茶をよく飲むようになりました。

緑茶、麦茶、紅茶とありますが、紅茶もしくは紅茶にフレーバーを付けたお茶を選ぶことが多いでしょうか。以前はコーヒーを好んでよく飲んでいましたが、なぜに紅茶にシフトしました。なぜなのかは自分でもさっぱりわかりません。

 

ネットのニュースを見ると、気象変動などにより世界的にコーヒーの生産が不安定になり、価格が上昇傾向にあるということですが、そういうことに影響されたわけでもありません、多分。強いていえば年齢に伴う嗜好の変化かもしれません。

 

日本の社会全体ではどうなっているかと思い、ネット上で統計データなどを探ってみました。すると、全農さんのHPで茶ガイドというサイトに辿り着きました。

そのサイトには、茶類の消費量の推移が掲載されています。消費量といっても、正確には国産の茶の生産量と輸入量(いずれもトン数)です。緑茶、紅茶、ウーロン茶の分類で掲載されています。こちらのデータは昭和55年から令和5年まで掲載されています。

 

この長期間の間に、消費の最大値は緑茶で平成16年ごろ、紅茶は平成22年ごろ、ウーロン茶は平成13年ごろです。ピークが一回ではなく凸凹がありますが、いずれもなだらかになだらかに減少しているようなグラフとなります。

発表されているデータを基にグラフを作成↓

お茶類の供給推移

 

これだけでは紅茶の国内シェアがわからないので、紅茶のシェアの推移をグラフにしてみました。

こちらです。

お茶に占める紅茶のシェア

 

グラフのように長期的にもやや右肩上がり、平成31年ごろにどーんと増えますね。

 

次に嗜好品飲料のコーヒー。こちらは全日本コーヒー協会のHPに日本のコーヒー需給表という、とてもいいデータがありますのでこちらを参照しました。その表を参考にしてグラフにすると、こうなります。

コーヒーの需給グラフ

2017年まではコーヒーは増加しているのですがその後少しづつ減少しているとグラフからは見えます。

 

コーヒーが減りだした2017年というのは平成29年、この年以降ビミョーに紅茶が増えているような感じもしますね。すると、結構前から、紅茶って少しづつ社会でのシェアを伸ばしているのではないかと思います。

そこから8年経って、私もようやく生活に紅茶を取り入れるようになったということです。

 

ではでは、ごきげんよう。

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