花研コーヒーブレイク
英国の花き産業に関する報道 政府の産業分類コードをゲット!
2026.05.26
花研の一研究員です。
花き産業のポータルサイト、フローラルデイリーにこんなニュースが。
Britain’s hidden £30m flower farming industry gets official recognition
英国の花き産業3,000万ポンド(産業規模が日本円で約64億円)が公式に認められるというもの。つまり、これまでは公式には統計の対象にはなっていなかった棟いことです。イギリスの花き栽培産業が生み出す年間3,000万ポンドという収益は、これまで農業全体の包括的な統計に含まれてしまっていて、“花卉”栽培農家だけの分野では評価されてこなかったようです。
日本の産業分類にあたる英国SICに花き生産が登録され、統計分類対象となったのは英国にとっては大きな意味があることではないでしょうか。これって単純に政府の統計対象になったということだけではなく、様々な公的な根拠となったということでもあるようです。
例えば、花き産業の維持発展というテーマが公的補助の対象になるでしょうし、研究機関・大学からすると正式な研究対象として研究費の申請も通るでしょう。つまり予算の範囲内になったということですからその裾野の広がりはスゴイ事になるんじゃないかと。
間違っているかもしれませんが、AIコパイさんに英国の産業分類コードについて質問し、日本の産業分類コードと比較してみました。
英国のコード分類の変更がわかるサイトが無かったのですが、恐らくこんな感じ。
ということかと思います。
次に日本は、日本標準産業分類というコード体系がありまして、
大分類A:農業・林業
└ 中分類01:農業
└ 小分類011:耕種農業
011 耕種農業
0111 米作農業
0112 米作以外の穀作農業
0113 野菜作農業(きのこ類の栽培を含む)
0114 果樹作農業
0115 花き作農業
0116 工芸農作物農業
0117 ばれいしょ・かんしょ作農業
0119 その他の耕種農業
└ 細分類0119:その他の耕種農業
ということで日本では分類済みです。パチパチ。
これによって農業の中の花き産業という深堀した、つまりバーティカルな方向の統計データ、それから他の産業との関係性、つまりホリゾンタルの関係性に関する統計分析も可能なのです。
普段は農水のバーティカルなデータを主に皆さんに紹介していますが、サプライチェーンという横軸でみる場合には、延長産業連関表という経産省がまとめているような資料で上記分類が活躍していることと思います。
花研としてはこうした政府統計を利用したデータ分析から様々な切り口を皆様にご提供しています。
英国でも産業分類がコード化され、統計データが整いますと産業動向が見える化されて共有できますので、一層の政策への反映そして発展へとつながるのでしょうね。
なんだか楽しみに思った、9時間違いの他国の出来事でした。いや、今はサマータイムで時差8時間。
それではみなさま、ごきげんよう。










