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山野草や自然を語り合うコミュニティがSNS上で拡大している件

2022.07.28

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

日本の山野草や在来の植物について語り合うSNS上のコミュニティが増加していると感じています。

例えばフェイスブックのグループという機能があり、あるテーマについて興味のある同好の士を募り、愛好家ならではのディープなトークを展開できます。

最近フェイスブックから届くメールでは、自然や山野草に関する同好会案内が大変多い。もちろん私が見ているカテゴリーに沿ったコミュニティが紹介されていて、ある程度パーソナライズされたフィルターにかけられて届くのでしょうが、それにしてもずいぶんな数があるものです。届く数だけを考えても、昨今急に増えた印象です。

 

かつては山野草の同好会といえば、かなりのご高齢&権威の諸先輩方の集まりというイメージがありましたが、普通にフェイスブックを使いこなす年齢層の人たちがコミュニティの中心なのです。フェイスブックの利用者層は他のSNSと比べて多少年齢が高いという調査結果もありますが、それはかえってターゲットが絞られ、山野草のコミュニティ形成には有利に働ているのかもしれません。

 

いずれにしてもSNS上で(少なくともフェイスブック上で)自然志向が増えているということは興味深いことです。個人的には会報を出版物として提供する園芸文化協会や、日本シダの会等がSNSを盛んに利用してくださることを期待しております。それからSNSだけでなくリアル交流ですね、これも必要なのだろうと思うところです。

 

つい先日出かけました横浜の赤レンガ倉庫で開催された植物青空マーケットは、まさにSNSにおける生産者等の知り合いコミュニティがベースにあって、リアルイベントへとつながったようです。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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