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読んではいけない!いや、読もう!楽しい国語便覧

2025.06.04

こんにちは。花研の一研究員です。

 

読んではいない!なぜならドはまりして眠れなくなるから。

いやそれだけに、今ぜひ読みたい『カラー版 新国語便覧』(第一学習社)を紹介したいと思います。

社会人が高校生の国語の副教材である国語便覧を買い求めるとかで、SNS上でバズっているのだとか。

「まさかの過去最速完売・・・」

などとコメントが入っています。

 

高校国語便覧といえば、私にとってはさっぱり読まない学習教材。せいぜい有名人の顔写真にいたずら書きをしたなーくらいにしか記憶にありませんが、その国語便覧が最近大変人気だというのです。

 

ビジュアルが素晴らしく、わかりやすい図解などが豊富に掲載されているとのこと。気になって気になって、夜も眠れず、いざ買おうと思ったら、品切れでしばらくは入手できないのだとか。

日本社会全体にある種の教養ブームがあるのでしょうか。書籍が売りにくい時代だと思うのですが、カラー版で950円(税抜き)は安い!とのコメントも。

 

人生に役立つ学びを再びというリカレントの動きは確かにありますよね。どちらかというと、企業が人材教育のために取り入れているところが多いかもしれません。

一方、この国語便覧をめぐる完売騒動は、業務に即戦力としてつながるわけではないけれども、その人の豊かさに通じるようなリベラルアーツ的な学びではないかと思います。

豊富な知識は豊かな人生、何をみてもおもしろがれる、興味を持てる、つまりお金をかけない楽しさが得られるともいえそうです。

 

とはいえ、日本の文化を楽しむのは日本人を見直す、日本を考えるきっかけになり、国語便覧が広まるというのはきっと社会がよくなることにつながるのではないかと思います。

 

なんちゃって、買って読んでもいないけど勝手に書評してみました。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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