OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

<完成>世代論ばかりで申し訳ありませんがミレニアル世代も40代

2021.08.19

こんにちは。ボンソワール桐生です。

ミレニアル世代とは2000年代以降に成人を迎えた年齢層と言われます。今が2021年ですから40代の方も多く含むわけですね。花き業界の消費データ分析をしていく中で、この40代の花き消費について着目しています。

世代をマーケティングすると、40代後半の団塊のジュニア世代(1971年から1974年生まれ)と前半のミレニアル世代に分かれますから、今や40代というのは大変複雑な構造だと思います。2021年の時点では50歳から47歳の年齢層が団塊ジュニアです。ですから、40代とひとくくりにするのは、今の今は少し難しいところがあるかもしれませんね。

 

しかし、一方で共通してくることは、親世代の死に直面し始めるのが40代であるということではないかということ。葬儀会社等の各種アンケートがいくつかあります。喪主年齢に関する調査では、40代で(といっても10年も差があるのですが、ここではひとくくりとしましょう)喪主になった方は25-30%近くいらっしゃるようです。家庭で飾る花需要を押し上げているのが40代だと思うのですが、同時にセレモニーでも花を選ぶ立場でもあると思います。どちらがどちらに影響するでしょうか、推測では普段よく目にしている方に意識は傾くのではないかと思います。つまり家庭用に飾る花のような印象がセレモニーにも益々求められるのではないか、ということです。色目か品目か、あるいは飾り方か。返礼品として使われる場合もまた影響してくると思います。つまり40代のライフスタイルや嗜好は、葬儀業界に与える影響が大きいだろうと思います。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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