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レモンが人気?

2021.03.16

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

先週の小欄に続き、2月15日号の花き園芸新聞からもうひとつ。

レモンが人気ですという話題が掲載されていました。生花店さんに聞く2020年の動向という特集記事で、いくつかの業態の方に話を聞く中にありました。

イオンの都市型スーパーであるまいばすけっと、略してまいばすには私自身もよく足を運びますが、アルコール飲料の冷蔵ケースにおけるレモンチューハイのシェアは20%はあり(個人的な目視での印象です)、レモンが人気なのももっともだと思います。

 

大田花きの取引データではどうでしょうか。ここほれわんわんで調べてみました。レモンという単独の分類コードがないのですが、品種名にレモンと記載があるので該当する品種を集計し調べてみました。大田花きのコード体系では、品目コード1150ミツキモノボンサイルイの中にレモンは入ります。2020年度/2019年度では扱い鉢数が145%増です。感染症拡大によりご自宅で園芸植物を嗜まれる方が増えたのでしょうか。

 

ここ数年で定着した「家で花見」というスタイルも、切枝の桜需要に影響を及ぼしているかなと思います。特に昨年、今年と都内では典型的なスタイルでの花見ができない、しかし桜を愛でながらお酒を飲みたいということもあり、お酒×桜の切枝という組み合わせも需要が高そうです。今年は、桜の需要は今年は遅くまで尾を引くのかなと思われますが、初夏になれば引き続きレモンの需要は続くでしょうし、数年前からもモヒート(ミントを度数の強いお酒に入れるカクテル)が流行っているので、ミントなどのハーブ類もいいのかなと。

 

脱線しますが、焼酎には金魚というカクテルがあります。焼酎炭酸割に、水草に見立てた大葉、金魚に見立てたトウガラシを入れたもので、お気に入りです。大葉やトウガラシを自宅で育て、暑い時期はこのカクテルを楽しむのも乙かもしれませんね。
ということで家飲み×ガーデニングには計り知れないポテンシャルがあるのかな~なんて思いまいた。
私はそんなに飲んでいませんよ。 かしこ

追伸

レモンのイエローは今年のトレンドカラーでもあります。閉塞感を打ち破るイエローはついつい選びたくなる色。

そういう無意識のようなトレンドもあるかもしれません。本コラム「パントンのカラーオブザイヤー2021を使い倒す」(2021年2月16日)もご参照ください。

 

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