OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

日持ちについて シクラメンは今日も咲いている

2020.05.07

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

花き業界では花鉢類として主要な品目であるシクラメン、カーネーションの需要をいかに盛り上げるか、これは大きなテーマなのではないかと思います。

一方、これら品目においてもう少しトレンドや今の需要に適った品種や仕立ての提案があってもいいのではないか意見もあります。ウチが言っているのですが。

贈答需要が減る中では大きな鉢サイズや、大きく派手な花をどっさりという商品よりも、小型でたおやかな花がついた商品がもう少し提案されてもいいのではないかというのが、今回申し上げたいことの要旨です。

 

こうした見た目のトレンド以外に、自宅で飾る需要に対して日持ち性の訴求というのも重要だという目線もあります。従来は切り花の日持ちや日持ち試験というのがよく話題になったのですが、鉢物も日持ちの切り口から訴求していこうというムーブメントがあります。鉢物の日持ち試験の手法そのものがなかったので、今から2年ほど前に開発されました。

ところが2年経過した今でもなお、花鉢で日持ちをうたう商品をまだ見ません。今年も母の日のチラシをだいぶ集めましたが、日持ち性についてPRが見当たりません。

 

もったいないなあと思います。これだけ自宅にいる人が大勢いるのですから、鉢物も長持ちすることを改めて伝えたいですね。

年末にいただいたシクラメンに水やりをしながら、そんなことを思いました。

こちらのシクラメン、どうですか。一旦は花がすべて終わりましたが、また花が上がってきて今やこの通り!鉢物としても長持ちですねえ。

cyclamen01

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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