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コンクリートジャングルで肥満増加??

2011.08.17

FloraCultureInternationalの2011年7月号に小さく載っていた記事だが、ある調査によるとゴミや落書きなどにまみれたコンクリートジャングルに住む人よりも、緑に囲まれた快適な場所に住んでいる人たちの方が、肥満率が低いということがわかったという。

  

この調査はメディカルリサーチカウンシルというところがヨーロッパの8カ国(フランス、ドイツ、スロバキア、ハンガリー、ポルトガル、イタリア、スイス、リトアニア)で行った調査で、ゴミがなく緑に囲まれた気持ち良い空間があることによって、人々が運動などをするようになるからではないかという仮説を検証するためだったという。

 

住む所は所得にも関係するため、例えば米国では低い方が肥満率が高いという結果も出ているくらいだから、 この小さなコラムだけからではコンクリートジャングルに住んでいる人の方が肥満率が高いと直結させることはできないが、内容としては大変興味深い。

(ご興味のある方はデジタルマガジンで記事をご覧になれます)

 

以前、庭やベランダの植栽をきれいにしているい家と、乱雑に散らかしておく家とでは、空き巣に入られる確率が異なり、きれいに整理しておいた方が入られにくいという記事が新聞に出ていたことがあった。これも詰まるところは同じことなのではないだろか。例えば同じ生活条件の下でも身の回りをきれいに整理しておくことが大切で、これが“クオリティ・オブ・ライフ”の向上に繋がる。またあらゆるグリーンがそれを手伝うことができるということではないだろうか。

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