OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

緑の黒髪とは

2026.05.21

花研の一研究員です。

緑の黒髪という表現がありますね。とても日本的で素敵な表現だと思います。つややかで美しい黒い髪のことをいいます。源氏物語などにも「黒髪の緑なる」という表現が登場します。ネットで確認したら、「黒髪が光を受けて青緑に輝く様子」とありました。

1000年前からつい最近までは、「髪の毛✕緑」といえば黒く健康的な髪の様子を表現するものでした。

 

なぜ若い方のつやつやとした黒髪を緑で表現するのかというと(以下AI情報)、

その1:植物の「新芽」や「若葉」の瑞々しさ、新鮮さに喩えている。

その2: 生まれたばかりの若葉のように、艶やかで健康な黒髪を「みどりの黒髪」と呼び、若い女性の美しさを形容した。

その3:古代日本語では、緑色も「青」の一部として表現されていました。また、緑・グリーンは昔から若々しさや再生、成長のポジティブなイメージを持つ言葉だった。

 

なるほど、つまり黒髪を表現していたわけではなく、若さや健康の象徴として緑という表現が使われたということだったのですね。

 

ちなみに、黒と言えば現代では、真っ黒を思い浮かべますが、かつては墨色から漆を重ねた黒、闇夜の黒までさまざま。蛇足ながら、日本一黒い紙は、NTラシャ漆黒です。この紙を使った文芸誌が、GOATの2025年summer号。うーん、おもろい、こんな雑誌は続いてほしいですね。

脱線はここで終了。遠くまで行きすぎて、あやうく事象の地平線を超えるところでした。ふー。

※事象の地平線とは、ブラックホールのような極めて強い重力を持つ天体の周囲にある「光すら脱出できない境界線」のことです。この境界を超えるということは、つまりいかなる物質も情報も二度と元の世界に戻れないわけです。

 

話を戻して、緑の髪の話。

かつては緑の黒髪もしくは緑髪と呼ばれた表現も、現代では「緑色の髪」と表現すればその字句通りの緑色の髪の色を指すようになりました。髪のカラーリングが今や普通のファッションの一つとなり、緑色に染める方が増えました。

 

ネット検索していただければ大勢いらっしゃいます。街でも頻繁に見かけます。昔は、「うる星やつら」のラムちゃんか、「Zガンダム」のフォウ・ムラサメぐらいだったのが、いまやあなたの隣にも!というぐらい普通にグリーンカラーの人が増えました。

 

ということで時代が変わり、緑髪が文字通り緑色の髪そのままになったという話でした。今年人気だったチューリップの染め色にも通じるようなカラーニュアンスです。

昨日の小欄のように、シャクヤクも染められる時代。

何色に染めてみるか、ファッションやヘアカラーにヒントを得るのも一つかもしれません。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

pagetop