OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

書籍のご紹介『草花つくりで稼ぐコツ』

2026.04.13

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

菅家博昭(かんけ・ひろあき)さんといえば、「現場主義の花き生産者でありながら、業界の課題に切り込む実践的な思想を持つ篤農家」・・・といえるでしょうか。

 

福島県・昭和村を拠点とする生産農家さんで、カスミソウをはじめ季節の草花を栽培しています。

産地ウンチク探検隊の取材でお邪魔したのは、2011年7月。のちに、その記事のコピー全ページとお土産のスイカを携え、テレビ局の人が菅家さんの元を訪れたといいます。

ウンチク探検隊がお邪魔したのは、カスミソウの生産量も消費も減少傾向にあるとき。次々と生産者さんがカスミソウ生産を辞めていく中、

「時代に合わせて作るものを変えずに、売り方を変える」

「生産も最後の一人になれば、一番になれる」

など、しっかりとした哲学を持ってすべての質問に誠実に、且つ丁寧にお答えいただいたことを鮮明に覚えています。そのあと、誠文堂新光社さんの月刊誌の企画で、“変わりゆくトレンドと変わらないポリシー”を軸に、菅家さんと対談させていただいたこともありました。

時代に合わせて売り方を変えるという柔軟性は今も健在。花き流通や売り方について積極的に提言される現場発のオピニオンリーダーであり、「花の価値をどう社会に提案するか」まで考ていらっしゃいます。

 

また、日本有数のカスミソウ生産者さんでありながら、環境配慮型の栽培にも取り組みつつ、“畦道で出合えそうな”自然な雰囲気の草花を価値ある形でご出荷される草花生産もされています。まさに草花で紡ぐ複合経営の実践者です。

その菅家さんが、このたび書籍を出版されました。

その名も『草花つくりで稼ぐコツ』(農文協)。

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本書では、野趣あふれる「野の花」をいかに商品として成立させるかという視点から、高付加価値型の花づくり、さらには水揚げや荷姿、ストーリーといった売り方に至るまで踏み込み、「10aで100万円」を生み出す手法を具体的に解説しています。

 

例えば、ぺんぺん草(タラスピ)やネコジャラシ(セタリア)、タデアイ(アタクシの地元ではアカマンマと呼ばれますが、流通上は学名のペルシカリアが使われることもあります)、ススキなど、いわば身近な草花をマーケットで価値ある姿にまで仕立てて提案する極意を惜しみなく伝授されています。

「整えすぎない」「均一でなくていい」「病害虫を気にしすぎない」など、菅家さんの目で観察し、積み上げてきた実践に基づくリアリティだからこそ、説得力があります。 花を“作る”から“売れる形にする”まで一気通貫で語れるのは、国内でもかなり稀有な存在といえるのではないでしょうか。

 

従前の常識を疑い、何がベストかを常に模索するその姿勢は、これからよくなろうとする花業界の一端を映す鏡にも見えてきます。

 

な~んて少々熱を込めてご紹介させていただいたのも、実は本書の中で、弊社のデータや弊社撮影の写真もご活用いただいているからなのでした。

巻頭写真も、仲卸通りで撮影した一枚。
クレジットのご掲載、誠にありがとうございます。

kanntophoto

ぜひみなさまお手に取ってご覧ください。

  

ちなみに、4月11日の小欄でご紹介させていただいた櫻井純子さんが編集として携わられた「にっぽんの花地図 47都道府県で愛される絶景花園」(著者:はなまっぷさん、KADOKAWA)も4月15日発売です。

出版ラッシュですな。

・・・ ・・・ ・・・ ・・・花研からの書籍はこちら・・・ ・・・ ・・・ ・・・

お陰様で自著出版に至りました。ご指導、お力添えいただきましたみなさまには、心より感謝申し上げます。

よろしければ花に興味のありそうなビギナーさんにご紹介いただければと。

一般書店、オンライン書店、花研ショップで販売しています。

表紙

弊社代表の桐生の著書も、残りわずかですが、販売しております。こちらはプロ向け。今のうちにどうぞ!

一般書店、オンライン書店、花研ショップで販売しています。

小事典書影

フラワービジネスノートももう少し在庫あります。

こちらはプロとビギナーさん向け。花研ショップからどうぞ。

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推しは限定品の「大田市場オリジナル手ぬぐい」です。

花研ショップからどうぞ。

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それではみなさま、ごきげんよう。

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