花研コーヒーブレイク
染めてみた その①【トルコギキョウ】
2026.03.02
こんにちは。みんなの花研ひろばです。
花市場を歩けば、いつの時期も染めアイテムが仲卸通りを賑わわせています。
3月2日に撮影したほんの一部の染の写真ですがご紹介まで。
⇓市場で販売していた染めの花です。
小売現場でもよく見ます。
大田市場の近くのホームセンターで売っていた染めのカーネーション。
中でも、いま人気なのは、染めのチューリップのようです。
先週、あるメディア関係の若いお二人と仲卸通りを歩いていましたら、口をそろえてチューリップの染めが一番と。
しかも、こんな感じの染めですよ。クリーム色のチューリップに、グレーや茶色のような染液を吸わせたもの。

以前の花きマーケットにはなかったいま風の価値観と言えるでしょう。このセンスを敏感に感じ取り、出荷される生産者さまがすごいです。
このタイプ、先週の花いけの展示会にお邪魔したら、めちゃくちゃ多用されているではありませんか!
こうやって使うのね!と勉強させていただきました。
⇓大きく開花しているのが染めのチューリップです。
写真を見ただけでは、もはやチューリップとわからないくらいの価値観を創造しています。
さて、こんな新しい染の価値観がすっかり定着した現代の花マーケットですが、一方で、大品目の中でも染めがないものがあります。
その一つにトルコギキョウ。染まり方が均一ではなく、花脈が浮き上がるように染まる感じが“時代尚早”とされたでしょうか。
いまのところトルコギキョウの染めを見たことがありません。
そこで、今回トルコギキョウを染めてみました(撮影のために自分で染めた花の写真が急遽必要になり、トライしました)。
するとこんな感じに。
淡いピンク色のトルコギキョウにブルーの染液を吸わせました。
なんだか結構いいんじゃないの??
独特で、バラやカーネーションにはない模様が浮かび上がります。
色と染液の組み合わせ次第で、アーティスト向けにもさまざまな提案ができそうです。
以前はNGだった染めが現代においては受けれられるという価値観の変化を観察していると面白いものですね。
実は、撮影の関係でほかにも染めてみました。その中には、染め品種をあまり見かけないラナンキュラス、カンパニュラなども含まれます。
結果は出ていますので、また日を改めてご報告させてください。
それではみなさま、ごきげんよう。























