OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

私たちは「夜を消費する」

2026.02.05

日経新聞の派生メディアである 日経MJ(月・水・金発刊)は、マーケティングトレンドが凝縮されたワタシの愛読紙のひとつです。
その2021年頃の紙面に、ちょっと面白い特集がありました。
ヨルシカ、YOASOBI、「ずっと真夜中でいいのに。」
この3組が“夜系バンド”として取り上げられていたのです。
その後のYOASOBIの躍進ぶりはご承知の通り。
「あれからまだ5年しか経ってなかったのか」と思うほど、懐かしさすら感じます。

■ 2. 夜は今もトレンドを生む
そして今でも、“夜”を起点にした消費トレンドは健在です。
最近は 夜パフェ が人気だとか。
「夜にパフェ?」「飲み会の締めがパフェ?」
つい数年前なら想像しづらい流れです。
イベント業界でも 夜の〇〇ツアー が盛況ですよね。
最新のYahooニュースでは、ついに 夜のいちご狩り が登場したとか・・・。
一日中忙しい人が増えたのか、それとも“タイパ優先”の価値観が夜へと消費を押し広げているのか。
いずれにしても、夜の使われ方は確実に変わりました。LEDライトが普及し、都市の夜はどこもかしこもきらびやか。
安全で、楽しくて、写真映えもする。
確かに、良いこと尽くしです。
でも、ここでふと立ち止まってしまいます。これだけ夜のコンテンツが増えると、もはや夜は“昼の延長”になってしまったのかもしれません。とはいえ、夜が明るくなるほど、
反比例して暗闇の価値が上がっていく——そんな気もします。
夜パフェ、夜植物園、夜いちご狩り。
次に来るのは何でしょうか。
……案外、「家の中でじっと花を見つめる何もしない夜」が、
一番の贅沢としてトレンド入りするのかもしれませんね。

 

pagetop