OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

夏休みの自由研究には花がおすすめ!

2025.07.28

花研の一研究員です。

自由研究が昔から苦手でした。コツコツできないところがあり、夏休みの友系は2,3日で終わったのですが、それ以外はさっぱり手が付きませんでした。。夏休みも終わりで、さあ明日から学校だという最終日に宿題の絵を描いていたクチです。

 

さて、それは昭和の話ですが、令和の夏休みはいかがでしょうか。やはり自由研究のご苦労がそれぞれにあるのではないかと想像します。

そういう方に朗報です。

 

①栽培自由研究

OATアグリオ株式会社のサイトには、植物系自由研究の事例が様々掲載されています。

用意する道具から方法まで様々。詳細はこちらからどうぞ。

毎年自由研究アイディアコンテストもあり、なんだか楽しいですね。このように上手に指導、誘導してくれるサイトが昭和もあれば、あんなにストレスフルな夏休みを過ごさずに済んだかも。

 

②花を染める実験

以前、何度か大田区の小学生向けのイベント授業で、白い輪ギクを染める実験をやっていました。なんと1時間もあれば結果にたどり着くので、自分でいうのもナニですが大変タイパが良く素晴らしいテーマです。

植物の水の通り道がよくわかりますし、染まったキクはフラワーアレンジメントになるので、写真としてレポートにも使える上に、何より映えます。

 

【材料】

1. 白い大輪のキク 3-4本(基本1本でいいのですが、予備で3-4本あると安心です)

ただし咲かせたもの。咲いてないと染めた時にばっちり染まったかどうかがわからない。販売しているときはツボミが多かったりするので気を付けてね。買ってきて咲かせてから染めてもいいかも。

ポイントは、白の大輪ギクは一日とか一晩、水に浸けずに20-25度ぐらいのその辺に放置しておく。つまり水を切るということです。少ししおれ気味の方が水をよく、短時間で吸います。

花研でも机の上に寝かされて4日くらい放置されたキクがありましたが、見事に回復しました。その時の記録はこちら。

 

 

2.染め液を2色くらい用意。

切花用の「ファンタジー」というブランドがおすすめです。

切花専用で染まりやすい。

 

3.天気

太陽が出ていて、湿度が低い日の方がおすすめです。水の蒸散が激しい天気の方が染液を吸い上げ、染まりやすいのです。とはいえ、夏休みの時期に太陽が出ていたら、暑くて花も水をじゃんじゃか吸い上げると思うので、まずは晴れていれば大丈夫。

 

完成したら、撮影してからプロセスや感想を書いて完成。

染めた場合と染めてない場合の日持ちを比べてもいいですね。あまり変わらないと思いますが。

 

ということで、きっとこれで夏休みの宿題も何とかなるでしょう。

 

最後にNHKラジオ生放送のお知らせ。

7月28日(月)本日この後17時から17時55分のNHKラジオ(第1)首都圏らじお「ライフハック」コーナーにて、花研がNHKスタジオから生放送で15分ほど花のことについてご紹介します。コーナーは17時30分を過ぎたころから始まる予定です。

 

よろしければ聴取してみてくださいませ。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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