花研コーヒーブレイク
大田市場花き棟 今週もバラづくし!
2017.10.24
今週は大田花き、FAJと合同で静岡のバラが展示されています。
これまた展示数量が違いますから、圧巻の光景です。
よく、大田市場に始めていらっしゃる方に、
「大田市場の近くに来たときに、花のいい香りがしたよ」
とか
「2階に上がったときにいい香りがした」
等とお話を伺いますが、もう大田市場に根が生えかけたアタクシには、全くわかりません。
このブログをご覧くださっている皆様の中で、気付かれる方はいらっしゃいますか?
さて、素敵なバラの表情をダイジェストでお届けします。全てではありませんし、掲載されるものとされないものについて特に意味はございませんので、ご了承くださいませ♪
サントワマミー:透明感があり花型も美しいですね。
多くのバラには、日本でバラ生産(切花)が始まって100周年を記念するタグが付けられています。
スプレーバラのピンクチュチュチュ。
あ、間違えました、ピンクチュチュです。「チュ」は2回。ピンクのグラデーションとフリンジが利いた花弁、よく展開する性質が素晴らしいですね。
クリーミーエデン。オフホワイトのコロンとした形のスプレーバラ。好みです。
スプレーバラのカンタービレ。
花弁の中と外の色が異なり、花弁の形も実にユニークなスプラッシュセンセーション。
2015年のフラワーオブザイヤーOTA最優秀賞の品種です。(生産者さまは別ですが)
ここからスタンダードバラ。
絞り模様の入ったクレイジートゥは個性派。
カップ咲きの赤バラ、グランドジュビリーは新品種なのだそう。
レッドスターは高芯剣弁のいかにも“バラらしいバラ”。
エキサイティングメイアンは、花がエキサイトしすぎたのか、芯から蕊が飛び出してエキサイティングと命名されたのはまさに名案です。あ、いや、失礼。メイアンとはメイアン氏(フランス)が育種されたから。
ラロックはJA遠州夢咲さまのオリジナル品種。カッコイイですね。
個人的にですが、好みの品種です。本当にsomething specialな感じがします。
オール4ハート+。これは近年の大人気品種。名品だと思います。
こちらのブラッドオレンジは、フラワーオブザイヤーOTAで新人賞を受賞されたこともある品種です。(その時の生産者さまは別の方ですが)
スプレーとスタンダードとがあります。黄色のバラの中では、指折りに好きな品種です。
砂漠の乾いたイメージがよく伝わってきます。こういうニュアンスカラー、結構好きです。
キャラメルアンティーク
白バラ、シェドゥーブルの前を通れば、どなたでも足を止めることでしょう。
グリーンのバラの代表選手。スーパーグリーン。フリンジが利いています。友人のウェディングに使ったことあります。
染め品種も好きです。染めが上手ですし。
こちらはシーズンの名前がついた「ハロウィン」。この中間色はこの時期重宝するでしょう。
英語ならtreasure、つまり「宝物」の意味。大人で高貴な雰囲気があり、素敵です。
品種を紹介することにあまり大きな意味があると思っているわけではありませんが、ついバラの1輪1輪がきれいで写真を撮ってしまいます。花姿だけなのもちょっとさみしいかなと思い、品種名を添えさせていただきました。