OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

冬のような春の日に花苗を売る

2017.03.29

東京では昨日までは、冬に戻ったかのような寒さ。やせ我慢でスプリングコートを着ていましたが、手袋を着用してほぼ冬支度でした。

思えば、毎年4月の第1週にこのような寒さを経験しています。統計的にいけば「花冷えの特異日」は4月6日。桜満開の頃、低気圧が来て花散らしの雨だとか花冷えだとか天気の悪さを恨めしく思い、時には4月なのに雪が降ることも珍しくなかったように記憶しています。

昨日までのこの寒さは、その例年の寒の戻りがいつもより早く来たのではないかと、個人的には思っています。これからも多少気温の乱高下があることと思いますが、東京で最高気温が10度以下という日はそれほどないと素人予測(&希望的観測を)しています。

 

さて、最近の寒さで花苗が売りづらいと感じていらっしゃる小売店さんも少なくないでしょう。

寒いと、苗(ナエ)だけに買う気が萎え(ナエ)る??って、オヤジギャクですみません。生活者心理を思えば、寒ければガーデニング機運は下がります。

そのような時は、同じ花苗でもある程度完成品として整えて販売した方がいいかもしれません。

冷たい外気に手を晒すのはだれでも辛いことでしょう。(特に女性は手先が冷えやすいもののです~)それならば、買ってきてその場に置くだけの商品が便利です。寒いなら、なおさら手をかけずに生活スペースに春を取り入れたいと思うのではないでしょうか。

しかし、一方で春らしい気温であれば、気持ちも外向きになりますから、ガーデニング商材なら完成品よりも素材で提案した方が売りやすことでしょう。

 

日々のこととなるとなかなか難しいとは思いますが、気温によって「売り」を柔軟に変えていくことが生活者の潜在的なご要望にお応えするということに繋がるのではないでしょうか。冬のような春の日の花研のつぶやきでした。

 

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