花研コーヒーブレイク
早くも今年のキーワードを予測
2025.11.25
花研の一研究員です。
今年ほどサプライチェーンや協業が花の業界で話題となったことはなかろうと、ワタシャ思います。
日本農業新聞を毎朝拝見しています。花のイベントの記事と共に、上記のような生産と流通そして小売が物理的もしくは情報流的につながるトピックスが多かったように思います。
例えば、11月11日の第一面、まずお米の卸会社2社が精米所を共同で立ち上げるという記事。これなどはまさに協業によるサプライチェーンの再構築です。スケールメリットを出すことでお米の販売で競争せずに、まずはお米が流通する環境を整えるという、ライバル同士の協業です。
同日の紙面中ほど、千葉県の産地さんが情報のデジタル化を進め、市場との情報連携を実装するという記事。これまさにサプライチェーンのカイゼンです。過去に遡ってみてもいずれかのキーワードに関係する出来事が多かったのではないかと思います。
毎年のようにその年の世相を表すような流行語が選ばれ発表されます。今年はどのような言葉が選出されるのか楽しみです。時代を映す言葉です。文字のプルースト効果のように、その文字列を見るとその時代を思い出す、そんなワードが選ばれるでしょう。
農業や花の業界で行けば、2025年は”サプライチェーンと協業”が一気に増えたタイミングです。もし農業や花の業界で流行語大賞があるとすれば、この二つが候補に挙げられるのではないかと思いました。
いよいよ年末モードが高まってきました。
それではみなさま、ごきげんよう。










