花研コーヒーブレイク
タテ系のフローリスト from Berlin
2025.11.21
こんにちは。花研の一研究員です。
海外の花きPRサイトから、縦のラインを生かしたデザインを得意とするフローリストをご紹介します。
ベルリンの Studio Linné(スタジオ・リンネ) を主宰するミーシャさんです。
作品は斬新でありながら、今の時代感にもぴったり寄り添っていると感じました。都会的で洗練された縦ライン——そんな印象を受けませんか。記事を翻訳しながら読んでいたところ、なんと 草月流いけばな からインスピレーションを得ているそうです。線を生かした造形物やデザインは、世界的な都市化・効率化の流れの中で、今後さらに注目されるだろうと思いました。
少し話が広がりますが、「スティック」という言葉には「小枝」という意味と「細長い棒状の形状(棒状に成形されたもの)」という意味がありますよね。あらためて考えると、私たちの暮らしには“スティック状”の商品が本当に多い。丸型よりもスティック型が選ばれるのは、使いやすく、効率が良いからでしょう。
花のデザインにも、こうした社会の志向が反映されていくのではないでしょうか。
そんなことを思わせてくれる興味深い記事でした。
それではみんさま、ごきげんよう。
良い週末をお過ごしくださいませ。










