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趣味が「悩み」である人にとって、キンギョソウが道路の隙間から生えていた場合の分類が悩みである件

2026.03.30

花研の一研究員です。

タイトルの通り、こんなことばかり考えているから「趣味が悩み」と言われるワケです。

 

さて、今回の悩みとは・・・。

散歩の途中、道路の隙間からキンギョソウが一株、顔を出しているのを見つけました。コンクリートの割れ目からここぞとばかり伸びたその姿は、いかにも場違いです。

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こういうところに生えた植物は、いわゆる「雑草」として、つい抜きたくなるものです。けれど、よく見るとそれはまさしくキンギョソウ。抜こうとするその手にためらいが出ます。

恐らくご近所のどこかで大切に育てられていた園芸種の“こぼれダネ”から育ったのでしょう。不思議とそのまま残しておきたい気持ちになりました。場合によっては、「元気をもらった」「ド根性系だ」などと、何かけなげな象徴にまで上り詰めることもあったりします・・・。

 

さて、「雑草」の定義とは何でしょうか。ケースによって諸説唱えられていますが、ひとまず以下。

 

◇雑草とは何か
雑草の定義は実はとても単純です。「意図しない場所に生えた植物」。

そうすると、このキンギョソウはどうなるのでしょう。
元をたどれば園芸植物として育てていたことでしょう。けれど、現在生えている場所は誰も意図していない道路の隙間。となると、これは「キンギョソウ」ではあるけれど、同時に「雑草のキンギョソウ」でもあるのかもしれません。

 

◇ペンペングサの立場
ペンペングサと聞くと、多くの人は雑草を思い浮かべるでしょう。しかし、観賞用として栽培されているペンペングサもあります。
これを圃場で見かけたら「園芸植物としてのペンペングサ」(もしくはカッコよく「タラスピ」など)というのが妥当でしょう。

ところが、その園芸用ペンペングサからタネがこぼれ、思わぬ場所から生えてきたらどうなるか。その瞬間、園芸植物だったペンペングサは、また「雑草のペンペングサ」、もしくは「雑草」に戻ってしまいます。

 

人の都合で揺れ動く植物たちのことを考えると、それもまた悩ましいものです。人の都合一つで、抜かれたり、守られたり、花瓶に飾られたりする。
道路の隙間のキンギョソウは、植物と人との関係を教えてくれている気がしました。

・・・今日もなんとか結論を付けないと悩みが終わらないワタシでした。

それではみなさま、ごきげんよう。

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