OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

パンダに近い植物!?

2026.02.16

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

冬季オリンピックが盛り上がるなかではありますが、本日は少し趣向を変えて「パンダ」のお話にお付き合いください。

2020年頃には国内に11頭いたジャイアントパンダも、現在は国内飼育数がゼロとなり、寂しさを感じている方もいらっしゃるかもしれません。そんなパンダに思いを馳せながら、今回は「パンダと植物の交差点」を探ってみました。

パンダさん

直球で「笹」とかではなく、本日は学名からまいりたいと思います。

調べてみますと、ジャイアントパンダの学名 ‘Ailuropoda melanoleuca(アイルロポダ・メラノレウカ)’というようです。この学名の由来ですが、生成AI情報で書籍で調べたものではないので、事実齟齬があったらすみませんが、軽めのブログ用としてはひとまず次のよう感じです。

 

命名の由来は、 Ailuropoda(アイルロポダ)は、ギリシャ語の「Ailuros(猫)」+「pous(足)」で、「ネコのような足の」という意味。
パンダはクマ科ですが、瞳孔が明暗によって縦に細くなるなど、猫に似た特徴があることに由来するといわれています。
また 、種小名のmelanoleuca(メラノレウカ)の由来は古代ギリシャ語の「melanos(黒)」+「leucos(白)」の合成語で「黒白の」の意味。
いずれもパンダの身体的な特徴を示した学名といえます。
パンダの学名の種小名メラノレウカと聞けば、素通りできないのが花の業界人ですね。
メラノレウカと言えば、まず思い浮かぶのが枝物のメラレウカ。何か関係がありそうです。
メラレウカと言えば、オーストラリア原産の常緑樹。この名前は、スーッと爽やかな香りがする精油が採れることで人気で、ティーツリーとしてよく知られています。観賞用のメラレルカは、基本すべて国産の枝物です。
この枝物のメラレウカ(Melaleuca)の語源は、古代ギリシャ語の「黒」と「白」を組み合わせた言葉に由来しています。 

主な語源と由来は以下の通りです。

ギリシャ語の合成語:melas(メラ:黒、暗い)

leucos / leuca(レウコス/レウカ:白)

どこが黒くてどこが白いのかと思いますが、 幹が白っぽく、その上に黒い火の跡(または黒い皮)があるという、この植物の特徴的な幹肌の様子から名づけられたのだそうです。

「ティーツリー」と呼ばれるようになったのは、 18世紀に探検家のJames Cook(キャプテン・クック)が、この植物の葉をお茶の代わりに飲んだことに因んでいるのだとか。えー。でもこのブログの読者の皆さんは、メラレウカの枝葉をお茶にして飲むのはお勧めできませんので、ご注意ください。


「leuco(白)」を含むほかの植物もあります。

Leucadendron(リューカデンドロン)

leucos(白)dendron(樹木)→「白い樹木」の意味。見た目は全く白くありませんが、同属に白い毛に覆われた葉を持つ種があることに由来するとされています。

 

★Leucospermum(レウコスペルマム)

ピンクッションのことです。「白い種子」の意味。

 

Leucophyllum(レウコフィラム)

「白い葉」を意味する低木。

 

 

調べれば、ほかにもパンダの学名に通じる植物がきっとあるでしょう。

動物と植物は異なる世界のようでいて、学名という共通言語でつながっているのは興味深いものです。そういえば、エキノプス(ルリタマアザミ)もエキノプシス(サボテン科の植物)は、ギリシャ語の「ハリネズミに似た」の意味に由来しています。

パンダロスをきっかけに、思いがけず植物との共通点に目を向ける時間となりました。
意外とトリビアかも。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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