花研コーヒーブレイク
高輪ニュウマンは枝ものだらけだった件
2025.11.28
こんにちは。花研の一研究員です。
先日、高輪にオープンした「ニュウマン」にようやく行ってきました。大きな商業ビルが2つあり、相互的に通路がつながっているので、中にいるとどちらのビルにいるのかわからなくなるくらいexciting cityです。
これも一つの職業病ですね。お店で売っているものも楽しいのですが、なによりお店の装飾を見てしまう。しかも植物による装飾。しかもニュウマンはどこでも植物を置いているのです。たしか、新宿のニュウマンやミッドタウン日比谷のお店もそうだった気がする。
お店の装飾を見ながら、撮影させていただきました。
花研コーヒーブレイクをいつもご覧いただく鋭いみなさまでしたら、もうお気づきですね。
そうなんです。枝物率が高いのです。
こうしておしゃれで先鋭的な空間の装飾として使わていると、自然に「枝物がおしゃれ」などと潜在意識に刷り込まれて、枝物のある空間に対して美的感覚が磨かれていくのではないでしょうか。そして結果、おしゃれなインテリアを作りたいという方は店頭で枝物を選ぶ。そんなプロセスになるのではないかと想像します。
昔の百貨店のシャワー効果というのが注目されたことを思い出します。百貨店の上層階で催事を行ったり、集客力のある商品やサービスを展開することで、お客様に上層階まで足を運んでいただき、そこから降りるときに必然的に各階を見ていただくこと。つまり、お客様の動線を効果的に変えていくというものです。
これになぞらえて表現すれば、おしゃれな商業施設で枝物を多用した装飾を展開することで、お客様が「うちでも飾ろうか」と潜在的に思うようになることはスプラッシュ効果とでも申しましょうか。生活者の行動を変える効果があるように思います。
ニュウマン高輪はとても素敵な商業施設です。
機会があれば、行ってみてください。
あるいは、ニュウマンでなくてもいろいろな商業施設の花き装飾をご覧になってみてください。クリスマスシーズンでいつもより装飾を目にする機会も増えることでしょう。
それではみなさま、ごきげんよう。














