OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

最近スズメを見たか

2025.05.21

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

カラスやハトは、都心においても尚、行く先に立ちはだかり、時に脅威すら感じますが(ハトが一斉に飛び立つときになにかよくないウイルスを拡散しないかとか、糞には病原菌が含まれているとかいうし)、気づけばスズメを以前ほど見なくなったように思います。

 

ネットでざっと見たところ、理由はいくつかあるようです。

  • 巣を作れない!(都市化による生息地の減少)

    都市化が進み、スズメが巣を作れないようです。家屋の軒下や瓦の隙間に巣を作っていましたが、木造家屋が高層マンションに取って代わり、巣を作れなくなったということのようです。

 

  • 餌がない(農薬の使用、及び都市化)

    農薬使用によりスズメの餌となる昆虫が激減しました・・・とありますが、本当かどうかはわかりません。強い農薬の使用機会は減少傾向にあると思います。あるいは、都市化によって稲作が減り、イネ科の種子を餌としていたスズメにとって餌が減ったということはあるかもししれません。

  • 気候が合わない?(気候変動と環境の変化)

    気候変動がスズメの生息に影響を与えているといいます。高温が続いて、スズメの生息に合わないのではないかと。しかし、スズメの体温は43度と高く、熱中症にも強いのだとか。

 

しかし、本当の理由は定かではありません。wikipediaを見ますと、スズメは雑食性でイネ科を中心とした植物の種子や虫ばかりでなく、都市部のスズメはパンくずから生ごみまで何でも食べるとあります。季節になれば、桜の蜜なども餌にするそう。エサが足りなくなったとは考えにくいような。たしかに、拙宅の周辺でも少し前まではスズメがいたように記憶しています。暑さにも強くて(寒さにも強いらしい)、雑食となれば都市部でも生きていけるのではないでしょうか。あとは巣を作るところが少なくなったということでしょうか。

あるいは、カラスやハトが生息地を拡大して、スズメがいなくなったことも考えられます。

スズメにお詳しい方、ぜひご指導ください。

 

ちなみに、スズメと花に関するクイズです。「私」はなんの植物でしょうか。

「私は、和名をスズメが群れるラン“群雀蘭”と書いて、ムレスズメランというラン科の植物です。

実際市場に流通するときは、和名より学名で呼ばれることが多いです。

私の種類は、年間で60品種ほど流通します(2024年度大田花き)。全体的には黄色っぽいものが多く、華やかな雰囲気を演出するのが得意です。

日本国内で皆さんにたくさん使っていただいていますが、90%以上が輸入です。中でも台湾産が多く85%ほどを占めています(2024年度大田花き)。

さて、私は何の花でしょうか。ちなみに、私は減少していません。」

 

 

 

 

正解は、オンシジウムです。オンシジウムの花姿がスズメが群れる様子に見えたのでしょう。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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