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ビーガンレザーの材料として花き

2022.12.28

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

BBCのネット記事に「インドにおけるマリーゴールドの花輪とビーガンレザー」という内容がありました。

 

宗教行事で大量に使われる花の首飾りは使用後廃棄されるのですが、しばし川に流されるそうです。しかし花には様々な化学物質が付着していることから河川の汚染につながっていたそうです。昨今の環境維持活動の高まりは世界的で、当然のようにこの花の首飾りについても使用後どのようにするかを考える若者が現れます。乾燥させてお線香に練り込むとか試行錯誤の繰り返し。

 

そんなある日、廃棄された花に白いカビのようなものが生えていることに気が付き、培養用の培地に使えるのではないかとピンときたのだそうです。そしてまた素晴らしいことに、その成長したカビのような菌の手触りがまるで皮のようだったということから、ビーガンレザーと呼ばれる動物の皮以外を由来とした用途へ向かうのであった。無論石油ではない、いうような記事でした。

そういう手があったかも。BBCの記事には、他にもビーガンレザーの材料としてパイナップルの残渣やリンゴの皮などを利用した話も少し書いてありました。ビーガンレザーにもろ手を挙げての賛成も反対もないぐらいの科学リテラシーですが、
BBCによるビーガンレザーの特集

 

それではみなさま、ごきげんよう。

フラワービジネスノート2023はこちら。

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