OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

室内に観葉植物や鉢植えがある ・・・ 「●7.9%」

2022.11.29

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

「室内に観葉植物や鉢植えがある」というお宅は全体でどのくらいと想像されますか。

恐らく、このブログを読んでくださる心温かい皆様は、花き業界に従事される方が多いと思いますので、読者の皆様に伺えば8割から9割の方は「YES」とお答えになるかと存じます。

そういう泥油んちにも、なにやらわちゃわちゃと統一感なくたくさん置いてあるわけですが、居住スペースをかなり侵食し始めているので、そろそろリリースしようかなと。つまりそのくらいたくさんある。そう考えると、必然的に室内用の植物も集まってくる職業上の性質から、業界周辺の皆様におかれましては、室内に観葉植物があるYES!は9割どころではなく、ほぼほぼ100%に近いかもしれません。

 

さて、では全体ではどうでしょうか。

博報堂生活総研の調査によると、27.9%が「ある」と答えています。3-4人に1人があると答えた計算ですね。

調査結果はこちら。

 

ん?なんだか少なぐね??

しかしながら「少ない」と思うことすらも、業界の内側から見た偏見にすぎないかもしれません。

 

グラフから、調査を取り始めた1992年は50%以上の人が「ある」と答えているようですが、調査開始以来減少傾向が続いています。98年と2004年を除き、ほぼ下落傾向で推移してきましたが、22年は久々に上昇に転じた年だったようです。

上昇を言っていいほど増えてはいませんが、これから上昇に転じる観葉植物元年としての現象の発端か、はたまた98年や2004年と同じ一過性のハネなのか。調査は2年おきのようなので、次の調査年は24年、25年に発表されるのではないかと思いますので、引き続き注目してみたいと思います。

 

27.9%はなんだか少ないような気もしますが、それだけ伸びしろもあると捉えることもできるでしょうか。

靴を履かない国の人に、靴の便利さや安全性をうまく伝えることができて、普及率が高まれば、その国で靴がよく売れるようになるでしょう。たくさん履いて、履き潰したことによって買い替え需要も期待できれば、機能別にいろいろ揃えたい人やおしゃれな人は何足もと、複数揃える人も出てくることを考えると、そのマーケットにニーズがいきわたっていない商品の伸びしろは未知数のように思えます。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

フラワービジネスノート2023も私どもの宣伝至らず、まだまだ伸びしろがあり、これからっと伸びていくあろうと想像します。

フラワービジネスノート2023はこちら。

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