OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ジェンダーレスファッションがもはや社会のスタンダードと感じた瞬間

2021.06.24

こんにちは。泥油育子です。

 

最近、ジェンダーレスファッションが紹介されているのをよく見かけます。男女の境のないファッションです。男性でもロングスカートのようなものを上手にはきこなしたりしている画像や映像をよく見ます。DCブランドのインスタなどを拝見していても、注意深く見ないと、どのモデルさんが男性なのか女性なのかわからないくらいです。

というか、もうわからなくていいということなのかもしれません。そんなのは関係ないというこなのでしょう。

さらには、着ているご本人たちは、それがジェンダーレスファッションといわれているという意識すらないかもしれません。そう考えると、倫理観はどんどん高くなり、個人の嗜好や思想は偏見や型に捉われることなく自由を突き進み、社会は日々革新によって進歩しているなあと感じます。

 

しかし、これまではその(私たちが思う)ジェンダーレスファッションも、スマホやPCの画面を通して見たものだけでした。一部のファッションコンシャスな方たちや自己表現の上手な人たちのことかなと頭のどこかで理解していたのですが、電車の中や街で実際にそういう人を見かけると、やはりそれもまた偏見であることに気づかされます。

 

先日、電車でパールのネックレスをされている身長の高い男性をお見掛けしました。20代前半でしょうか。Tシャツの上に着用していたパールのネックレスは、後ろ半分が黒っぽい紐になっているようなデザインでした。もちろん女性が着用してもおかしくないような素敵なものです。、あまりじろじろ見るのも失礼なのでよく観察できませんでしたが、一度見たら忘れないほどとてもおしゃれな印象でした。

 

花きにおいても、男性だからこっちのほうがいいだろうとか、女性だからなんちゃらとか、あるいは年齢やライフスタイル、国籍によってステレオタイプに好みを狙い撃ちして提案するというのは、なかなかナンセンスになってくるかもしれませんね。販売最前線の方たちにとってはご経験やこれまでの傾向からデータがインプットされていると思いますので、やはりそれが何よりも頼りになりますし、強みでもありますね。

花の消費を観察するのはマストではありますが、日々社会と多面的に接して、生活者の変化、社会の進歩を観察する重要さを感じた瞬間でした。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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