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【週末談話】移動スーパーについて

2021.01.09

こんにちは。ボンソワール桐生です。

「とくし丸」という移動スーパーがあります。実はまだ見たことがないのですが・・・内藤はつい先日、見たといっていました。いいなー。わたしも早く見たいのですが、テレビでしか見たことがありません。

この移動スーパーは、徳島発祥のビジネスモデルです。食品や日用品を積んだトラックが、買い物に不自由されている方々がお住まいの地域に出向き販売するというものです。トラックドライバーは地元スーパーと契約し、商品を預かり販売する。フランチャイズなのだそうです。(とくし丸のHPより)

 

さて、1月5日の日本農業新聞を読んでいましたら、過疎地では大手コンビニでも移動型の店舗があるとのことです。話はここで終わりません。このネタをベースにグループ会社の人と話をしていましたら、昔はそういうのが地方にはあったよと。私の田舎では、近くで野菜を栽培している方がリヤカーで引き売りをしていました。そのことかと思ったら、当時(昭和50年代ぐらいでしょうか)から過疎地域では車で売りに来るということはあったそうです。更に、また先輩の話を伺うと魚屋もあったそうです。車で住宅街まできて販売、依頼があれば三枚におろすなど、加工もしてくれたとのことです。別のスタイルもあります。背負子に食材を背負って電車に乗り継ぎ、首都圏まで販売にくるおばあちゃんが、それこそグループ(団体)でいたとのこと。伺った事例では茨城方面から首都圏への移動販売なのだとか。
今でこそ、「ラストワンマイル」という生産されたものを消費者に最終的に届ける最終区間を指すのに使われる言葉があり、また注目を集めていますよね。ウーバーイーツですとかそうです。昔から調達に不便あれば供給する人もあり、交易ということがあったのですね。

 

時代は飛びますが縄文時代のヒスイは今の新潟富山辺りが主要な産地だったそうですが、ここで取れたヒスイが遠方の遺跡でも発見されており、つまりは交易の発達を示すものだそうです。日本は結構交易に長けたところがあるかもしれませんね。そう考えると、まだまだコロナも大変ですから、花も移動して販売をどうするかを考えてもいいでしょう。難しいのは移動魚屋さんのように加工できるのかどうか。あるものを売るのはできますが、お客さんの目の前でかっこよく束ね、リボンをかけて(簡易にしても)包装してという作業ができるかどうかでしょうか。ここはあらかじめ準備された加工品を販売するのが有利かもしれません。

 

ということで、一度見てみたいとくし丸の移動スーパーのトラックから花販売を考えてみました。

追伸

1月1日号の日経MJの第一面に会いに来る店舗、無印良品、セブンイレブン、メガネスーパーが移動店舗を展開という記事がありました。

今更かもしれませんが、みなさんやっているのだから、花業界ものりたいですね。(2021年1月16日 追記)

 

良い週末をお過ごしくださいませ。

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