OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

スーパー花売り場最前線

2020.04.06

こんにちは。ボンジュール内藤です。

 

本日中には安倍首相より緊急事態宣言が発令される見通しとなりました。

発令されてもなお、病院やスーパー、公共交通機関や銀行、またライフラインにかかわることは業務継続です。

そのスーパーの生花売り場ですが、個人的に日頃から素晴らしいと思っている2店舗をご紹介したいと思います。

 

一つはこちら。東京から100km圏内の首都圏にあるAスーパーマーケットの生花売り場です。匿名にて失礼いたします。

こちらは以前から「三宅島産榊」や「本榊」などとサカキの販売一つについても丁寧にPOPを作成して差別化して販売しています。(その時のブログはこちら)

先月のお彼岸を過ぎたころ、その売り場では「伊藤さんのチューリップ」として販売していました。

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「富山県」とありますので、”富山×伊藤さん×チューリップ”となれば間違いなくセンティアの伊藤様のチューリップでしょう。フラワーオブザイヤーOTAも受賞されています。

日本のチューリップの将来を担うおひとりと言い切れる伊藤様に着目して、このように販売しているとはさすがです。

 

そのほか、ナギを「幸せを呼ぶ植物」として販売していたり、パンジー、ナズナ、ラナンキュラス、マトリカリアのミニブーケをかわいらしくディスプレイして販売していたり。

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この完成度で598円はお得すぎです!

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こちらの生花売り場はいつも素晴らしいのです。

 

翻って都内Bスーパーマーケット青果売り場の生花売り場。(4月5日撮影)

すぐに目に留まったのはこちらのダリアとキイチゴのブーケ。350円くらいでしたでしょうか。気温が徐々に高くなっていく今のころに、涼し気でとても素敵でした。

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そのほかにもファレノ1本やシンビジウムとルスカスのセットなど、高級なランを手軽に楽しめる素晴らしい提案でございました。何よりランは長持ちしますからね。お得感が違います。

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全体としては、決して広い売り場ではないんですよ。限られたスペースで仏花から楽しむ花まで幅広くご提案されています。

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スーパーの生花売り場は、日進月歩に進化して、より専門店に近いデザインや機能を備えつつ、気軽に見たり手に取ったりできる買いやすさは維持しています。Aスーパーの生花売り場では、無人ですがフラワーアレンジメントレッスンの参加者を募集していました。ご紹介した2つの店舗は、より多くの生活者の目につくところで訴求力高い販売をしている売り場として参考になる点が多々あるように思います。

それではみなさま、体調を崩されませぬよう、お過ごしくださいませ。

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