OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

5月8日 松の日・・・でした

2018.05.09

5月7日(月)の朝、大田花きの現場で、アタクシの身長より高い(と思しき)、見事な松の木が1本ずつ台車に載せられていました。その時たまたま目にしたのは、4-5台車分くらいだったでしょうか。販売された後の引き取り待ちのように見えました。

 

その景色を見て、アタクシの単純構造の脳は条件反射で、

「あれ、お正月だっけ?」

なんて、思考回路にスイッチが入ってしまったくらいでした・・・(恥)

「いや、まだ半年以上先だった」

とすぐ思い直したものの、錯覚を起こしそうなほどの見事な松。

 

「なぜこんなに立派な松が販売されたのだろう?」

と思いましたが、きっとどこかでイベントがあって特別に引き合いがあったのかな~くらいに自分の中で片付けていました。

 

昨日5月8日(火)の朝も、同じ場所に引き取り待ちと思しき立派な松を見かけました。

そして、同日夕方になって、なぜあれほど立派な松の販売があったのか、理解できました。

 

 

 

5月8日は「松の日」だったのです!

弊社で毎月、「ここほれわんわん」の会員様向けに発行している「花研カレンダー」に、ぬぁんと「松の日」と書いてあるではあーりませんか!?

そのカレンダーには、売気・買気のみならず、六曜、二十四節気、雑節、新月・満月、「今日は何の日」など、生産や販売に活用していただけそうな情報をふんだんに盛り込んでおります。

 

松の日は、1989年に社団法人「日本の松の緑を守る会」によって制定されました。

理由その1:1981年の5月8日、初めて「日本の松の緑を守る会」の全国大会が開催されたから。

理由その2:緑が輝くこの季節、松の木も1年で最も美しい姿を見せるときであることから。

だそうです。

制定の目的は、日本人にとって神の憑代である松をいつまでも大切に保護するため。

 

なるほど。

花き流通にとって植物の旬は最も考慮すべき項目の一つ。

お正月がメインである松でさえも、本来最も美しい時期にもっと流通していいかもしれませんね。

 

・・・で、「花研カレンダー」は誰が作ったかって?

 

もちろん自社製です。

 

原案作成者からチェックする人まで含め、スタッフ全員、花研カレンダーに目を通していますが、スタッフ全員5月8日が松の日であることを認識していなかったという珍事が発生いたしました。

 

 

 

あちゃー(・o+) ・・・

しょぼいな。

まあ、そんなものです。

 

花きの流通に携わる私たちにとって、5月8日松の日はおよそ母の日直前か、全く重なることもあって、スルーしがちかもしれませんが、需要は多かれ少なかれしっかりあるので、チェックしておいてもいいかもしれませんね。

そのような物日は販売チャンスが、他にもあるような気がします。

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