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不可解なウォールストリートジャーナルの記事

2016.06.13

米国で国内のみならず国際的な影響力を持つ日刊経済新聞『Wall Street Journal』6月6日付けに「生花を禁止する病院が増えている」とのネット記事が(動画も)掲載された。

生花を禁止する病院が増えてきているので、病院に花を持っていく前に生花OKかどうかを病院に確認してくださいと呼び掛けている。動画を見るとテロップには「病院に花を持っていくな」と一言バチッと表示され、それが誘導的に見えなくもない。

心疾患の患者さんのフロアや集中治療室などに持っていくと、花に付いている花粉やバクテリアが感染症や敗血症の元になるからダメなのですと。

しかし最後まで読んでみると、生花持ち込みを禁止せず院内に生花店を設置される亀田メディカルセンターの亀田院長もおっしゃっていたのと同じこと。きちんと感染管理をする必要があるところには、花を持ち込んでいはいけない。そこでは花だけではなくあらゆることが規制されている。しかし、厳格な感染管理をする必要がある場所以外は花は大丈夫ですよ、というもの。生花持ち込みを許容している病院のスタンスは全て同様ではないかと。

以前、亀田メディカルクリニックさんへの取材中、米国の病院管理学の専門家で、亀田総合病院さんの特命副院長をお務めの方がサンタに扮して現れたため、米国における生花に対する認識を聞いてみた。

すると、生花から菌が感染するのは根拠のないことで、米国でも院内の特別な区域以外は禁止していないという回答をいただいた。

また、米国の大学では、入院病棟の窓から外の緑が見えた方が回復が早いという論文が発表されていたり、病院内にグリーンを置くのは患者さんの精神的なケアの点から当然という認識が広がっていると聞いたことがある。むしろグリーンを置かない病院は患者に人気がないとおっしゃっていた方もいらした。米国では病院内にグリーンを置いたり生花を持ちこんだりする意識は、日本より広く許容されている印象がある。

FiH

 

しかしここでウォールストリートジャーナルは、病院における感染管理の常識を、あえてとてもショッキングなニュースとして取り上げているのだ。なぜ今この記事を掲載するのか、と疑問を感じる。

わざわざウォールストリートジャーナルがこの記事を取り上げた理由が何かあるはずだと思えてならない。

何かあったのか。グルグルと考えているうちに目が回る・・・(笑)GR

 

あ、選挙か??

 

ウォールストリートジャーナルの社説などは共和党寄りと言われる。

選挙×共和党で連想する人といえば・・・これ以上の言及は避けるが、なんだか不穏な空気が漂ってきた。まだどういうことなのか、何を意図したことなのかわからないし、本当に選挙と関係しているかどうかも私個人的な推測の域を出ない。むしろ濡れ衣かもしれないんだけど。

これを書いている時点ではまだ日本語版で同じ記事は出ていないが、将来出る可能性もある。拡散してしまうとマイナスプロモーションになりかねないので、記事の掲載やリンクは控えよう。米国でも人々の興味関心とならぬよう願うばかりである。

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