花研コーヒーブレイク
Dümmen Orange
2017.03.28
Dümmen Orange→「デュメン・オレンジ」と読みます。オランダ語です、恐らく。オランダの種苗会社さんなので。

このデュメン・オレンジ社が今週、大田市場花き棟の中央通路でバラを中心とした種苗の展示をされています。

日本で種苗代理店となっている國枝バラ園様(滋賀県)やジャパンアグリバイオ様と共同展示です。
何と言っても目を引くのは、・・・写真からも充分伝わるかと存じますが・・・花の大きさです。
携帯電話はiphoneSE(幅5.8cm)です。

シャクヤクか山下清さんのおにぎりかというくらい、大きくふっくらとしています。そしておいしそうにすら見えてしまいます。(お腹空いてんのかな、アタシ)
國枝バラ園様がオランダ式の最新鋭の園芸施設を導入されましたので、まさに國枝さんの全国でも有数な生産技術を以ってして、その施設でできた、デュメンオレンジのバラというわけですね。
なんてったって、葉が違います。葉が。花にばかり見とれてはいられません。
ツヤツヤでビッカビカの葉☆花を見ずとも葉を見れば、植物体がいかにパワーを持っているかわかります。

では、せっかくですのでいくつか品種をご紹介させていただきましょー。
<絞りが利いたシリーズ>←花研ブロガー2号が勝手に命名しています。すみません。そんなシリーズありませんので、ご放念ください。
フリーキーアヴァランチェ+

フィエスタ+

グルナディエ

スプレーにもあります。マジックダンス+

アーリエス+

2013年に作出された比較的新しい品種です。大輪でほんのりとティの香りを放ちます。アーリエスとは「牡羊座」の意味。3月21日から4月20日生まれの星座。まさに今です!
カルピディーム+

プルミエ・ラムール+

ブラッドオレンジ+

2011年、山形県の大山邦夫さんの生産でフラワーオブザイヤーOTA新商品奨励賞を受賞された品種です。
クリスタルドレス+

個人的にはこのような何色ともいえないニュアンスカラーが好きでございましてね・・・
パールアヴァランチェ+

ほんのりとピーチ色で、シルキーな質感が素敵です。
オール4ハート+

さきほどのシャクヤクか山下清のおにぎりかの素晴らしいバラです。デザイナーさんたちから絶大なる支持を集めています。
ブロッサムピンク

思わずうっとり。
シャプロン・ルージュ+

つい、「オスカーール!」と叫んでしまいそうな深紅のバラ。「ベルサイユのばら」のオープニングソングが頭を回ります。品種名は覚えられないけど。
ラグジュノーブ+

ダマスク様の香りが空気中を漂い、このバラの前を通るだけで天然の香水を身にまとったような気持ちになります。品種名は覚えられないケド^ ^;
オール4キュート+

オール4シリーズ。貫生花(かんせいか)ですね。『花研手帳2015』P.44をご参照ください。
オール4サクラ

同じくオール4シリーズ。
ちょっと休憩・・・。

エンジェル・ウィング

ピーチアヴァランチェ+

スイートアヴァランチェ+

フェリーチェ+

(´♡ω♡`)(´♡ω♡`)(´♡ω♡`)
ブルゴーニュ

この清潔感と透明感、アタシにも欲しい❤
エンジェルキス+

星咲きで若々しくポップな感じですね。
「+」のマークは、以前のレックス社の品種である印。レックス社はデュメンオレンジ社と統合されました。
デュメンオレンジはキクの種苗もあります。

グローブグリーン

デコラ咲きながら輪サイズも大きすぎず(輪径8cmくらいだったかな~??)、これはどなたにも使いやすそう◎
アリョンカ

名前の由来を知りたい。
Aljonka・・・あ、ロシア語だ。
デュメンオレンジ、カーネーションコーナー。

なんといっても、バビロンが目を引きます。

小さな飛沫が飛んだような花弁模様。
モンブラン

フランス語で「白い山」の意味。白系のカーネーション比較的しっかりとした香りを持っていることが多いのですが、モンブランもその例にもれず、カーネーションらしいスパイシーな香りがあります。ぜひお顔を近づけて香りも楽しんでみてください。
最後にガーベラ品種。


ミニスパイダー系から“パスタ”(品種名)のような花弁が筒状になった変わり咲きも。

写真右(複色)は新品種のショックウェーブ↓

ガーベラは外国で育種された品種が多い。
ガーベラが好きとおっしゃったブルゾンちえみさん、ご覧になっていますか?
(ご覧になっていませんね、きっと)
大田市場にご来場の機会がある方は、是非2階の中央通路に足をお運びくださいませ~♪










