OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

生成化育

2014.12.22

 

もう2014年もあと10日ほど残すばかりですね。ここで12月11日の日本農業新聞より。

2014年の研究成果、10大トピックス(農水発表)の記事です。2014年に発表された農林水産研究成果の中から、特に注目度が高い10大トピックスが選ばれました。

 

最も注目度が高かったのは、農研機構の「生物農薬の飛ばないナミテントウの生育と利用技術」。

その他、ニホンウナギ仔魚飼育大型水槽で成功(水産総合研究センター)、植物体への超音波処理による病害防除技術開発(農研機構)、畝内部分施用機のラインナップ完成(農研機構)、クモ糸を紡ぐカイコの実用品種化に成功(農業生物資源研究所)、青切り出荷用タマネギの高能率調製装置開発(香川県農業試験場)、鶏肉のイミダゾールジペプチドの膿漏化改善効果発見(東京大学)・・・などなど。

 

農業新聞ですから農林水産関係に注目していますが、世の中を広く見渡せばそれぞれの分野で研究開発と実用が進んだに違いありません。

私たちの知らないところで世の中はどんどん良くなっています。自然の原理で行けば、少しずつでも世の中は必ず良い方向に向かっていくもので、そう信じる人が社会を作っているものだと思います。世の中が発展していくこと、これを生成化育(せいせいかいく)といいますね。

上記の日本農業新聞に掲載されたような記事を見ると、農業も生成化育、私たちの生活も生成化育を感じます。陰でコツコツと研究を重ね実用化に向けたご尽力があるからこそ、今の私たちの快適な生活があることを改めて実感します。

 

2015年もまた明るい未来に向け、少しずつですが世の中は良くなっていくでしょう。

そして、私自身も社会で働く一員として生成化育に少しでもつながるよう、研鑽を積み上げていきたいと思います。

 

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