花研コーヒーブレイク
北米の多彩な枝物生産企業
2025.08.29
こんにちは。花研の一研究員です。
先日、フローラルデイリーの記事で見つけたのですが、アメリカにあるコンチネンタル・フローラル・グリーンズという法人は、実に豊富な種類の枝物を生産・出荷しているようです。ホームページを拝見すると、日本のトレンドにも合いそうな品目がたくさん並んでいました。
ざっと挙げるだけでも、ユーカリ、スモークツリー、アセビ、サクラ、アーモンド、モチノキ(Ilex属)、ローズヒップ、シンフォリカルポス、ビバーナム、ムラサキシキブ、ヒバスギ類、ヤナギ類、サンゴミズキ、モミ、エリカの仲間、ミモザ、テマリシモツケ、コケモモ、そしてナギまで。草花ではシャクヤクもありました。
日本では切り枝としてあまり見かけないアイテムもあります。たとえばアオキや、トウカエデの紅葉枝。ラインナップの幅広さに驚かされます。
その秘密は生産地にあるようです。拠点はワシントン州、オレゴン州、カリフォルニア州と、西海岸を縦断するように展開。まるで日本でいえば、北海道から九州・四国まで各地で栽培し、通年で流通させているようなイメージでしょうか。さらに東海岸のフロリダ州にも農場があり、日本列島でいうなら太平洋側だけでなく日本海側にも生産地を広げているような感覚です。
こうした環境の違いを生かし、多様な商品展開につなげている点に感心しました。近年、北米では草花生産者の活躍が注目されていますが、このように枝物の分野でも力強い取り組みが進んでいることを知り、大変心強く感じました。
よろしければ、企業のウェブサイトをご参照ください。
それではみなさま、ごきげんよう。
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