OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

東京パークガーデンアワードで流行の植物を学ぶ

2023.11.20

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

昨日、NHK趣味の園芸を観ていましたら、代々木公園で開催中の東京パークガーデンアワードの様子が放送されていました。

このガーデンアワードは今年第1回の開催で、春ころ(?)からずっと開催されているようです。5月に見に行った時には初夏の装い、ライトグリーンの草原でした。

この週末、晩秋のガーデンアワードを見に行きました。シードヘッドとグラミネが織りなす様相が広がっています。中でもユーパトリウムとパトリニア(オミナエシ)には目を引かれました。どちらも背丈ほどの大きさに育ち、ガーデンにいい味を出しています。

ユーパトリウムは切花でも人気が高まり、様々な種類を切花で見かけるようになりました。一方、オミナエシは多様な品種を切花で見かけることはありません。ガーデン用の品種ではいくつかあるようなのでちょっとウオッチしてみたいと思います。種がついた状態がおもしろいのです。

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赤っぽいブッシュになっているのがユーパトリウムです。大きな株になりますね。

その手前につんつんしたドライな穂をつけているのは、シソ科の何か。

 

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茎がしゅっと伸びているのがオミナエシ(パトリニア)です。この時期ガーデンでとてもカッコよく、目立っていました。ネットで検索すると、花~シードヘッドまで長期間楽しめると紹介されています。なるほど、多くの植物のシードヘッドがこげ茶色ですが、この植物は明るい色合いのシードで、植栽のカラーバランス的にもいいようです。

 

いまやガーデンに定番のススキ。こちらは丈が1mぐらいの小型種。大きすぎないので他の植物との調和も取れますね。

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木々は紅葉し、ハナミズキの実も真っ赤。味わいがあります。

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このアワードのしくみについて詳細を理解しているわけではありませんが、春からの表情の変化も合わせポイントが加算されて、見た瞬間だけではなく、植物の生命と季節を感じる持続可能なポイントが総合的に評価されるようです。

 

よろしければ、お出かけください。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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