OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

3人寄れば

2023.10.12

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

「3人寄れば」とくれば、続く下の句を言えない人はまずいないでしょう。

 

 

「文殊の知恵」ですね。

 

しかしこの「文殊(もんじゅ)」がなにかと聞かれれば、これまたきちんと説明できる方もそう多くはないでしょう。そういうあたくしも、文殊とはなにかについて考えたことがなかったように思います。チコちゃんに叱られそうですが、ここはひとつ叱られておきましょう。

 

さて、調べてみますと、文殊とは仏教用語で「菩薩(ぼさつ)」の意味だそうです。元々はサンスクリット語のマンジュシュリーに由来し、「文殊師利」とも書くそうです。実在した人のことらしく、文殊は智慧(ちえ)や知を象徴する存在なのだとか。なるほど、それで3人寄れば文殊の知恵という表現も得心がいきますね。

 

さて、花き業界では(ほかの業界でもそうだと思いますが)、生産地をまたいだ交流や流通の川上から傘下までをつないだ組織などがあり、情報交換会やディスカッションなどが盛んにおこなわれています。例えば、先週リアルとオンラインとのハイブリッドで開催された花の国日本協議会主催のフラワーサミットなどもそうでしょう。

 

あるいは、もっとピンポイント的にこの夏、品目をユーパトリウムに特化した研究会が山形で開催されました。大変有意義な意見交換、問題提起、及び課題に対するアプローチが行われ、成功裡のうちに幕を閉じたと聞き及んでおります。そこで共有された情報は生産ノウハウばかりでなく、ユーパトリウムの呼称の統一から水揚げの方法一つに至るまで。あれこれ伺いますと、ベストな手段を探るアプローチの熱量がすごいんです。そして、きっとその熱量を以て得た答えが、現在の日本の花き業界においては最適解なんだろうと思います。

 

このような組織、業界横断型の取り組みこそが花業界の文殊が生まれる場所であり、今の花き業界の真骨頂を感じるところです。文殊の知恵が生まれる瞬間を垣間見ると、花業界の明るい未来を感じずにはいられません。これからも文殊が生まれる花業界でありたいと思います。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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