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睡眠不足による経済損失は約15兆円!?

2023.10.06

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

厚生労働省が「睡眠指針」の改訂原案を発表しました。(10月2日)

大人は6時間以上確保せよのお達し。日本人の平均睡眠時間はOECD33カ国中、最短なのだそうです。睡眠時間を7時間前後確保できれば、生活習慣病やうつ病の発症・死亡リスクが最も低くなるのだそうです。花き業界の方たちは、推測するに睡眠不足の人は多い傾向にあると思います。その業界の性質から、6時間確保できている人は少ないのではないでしょうか。

 

睡眠不足は日中のパフォーマンスにも大きく影響するのは私たちも経験的に知るところです。しかし、自分が眠気を自覚しているかどうかは関係なく、睡眠不足は気づかぬうちに私たちの生産性を落としているのだそうです。ある米国のシンクタンクによると、睡眠不足による経済的損失は大きく、日本では毎年60万日分の労働日数が失われ、これによる経済損失は約15兆円(GDPの3%)に上ると試算されているのだとか。(※参照した書籍『HEALTH RULES』津川友介著・・・たまたま読んでいました)

 

つまり、眠くなくても、もはや6時間の睡眠を確保できなければ、自覚なく生産性の低下に繋がっているということですね。アメリカの国立睡眠財団でも健康を維持するためには少なくとも7時間の睡眠が必要と結論付けているそうです。

 

生産性を上げるには昼寝を活用するのも効果的なようです。スペインのシエスタはさておき、日本でも昼休憩に快適に睡眠をとれる設備・施設を提供して昼寝を推奨する企業は多くあります。昨日たまたまテレビザッピングをしていた時、番組に登場されていた睡眠専門の先生(以下、睡眠博士)は、「スーパーナップ」を推奨されていました。昼休憩に20分仮眠をとるといいようです。午後のパフォーマンスの改善が期待できるようです。但し、首グラグラ睡眠ではよくなくて、机に突っ伏すとか後ろにもたれかけるとか、できれば横になるなどがいいと。また、30分以上になると深い眠りに入ってしまうので、起きるときの不快感が著しいので長いのもNG。

 

また、睡眠の質を上げるには就寝前の入浴、夜、室内照明の照度を落とす、あるいは個別のルーティンがポイントと睡眠博士。入眠ルーティンとは、音楽でも香りでも読書でもそれぞれに気に入った睡眠導入剤的ななにかがあるといいようです。睡眠博士ご自身は「つまらない論文を読む」とおっしゃっていました。

 

ちょうど野口聡一さんが、昨日の番組で宇宙における入眠方法を紹介していました。入眠の条件は人それぞれで、頭が何かについていないといけないとか、膝を立てないといけないとか。野口さんは布団の重みを感じないと眠りにくいらしく、無重力の宇宙空間では布団を体に巻き付けさらにそれをバンドで巻いて、入眠できる条件を作っていたのだとか。

 

睡眠は仕事の生産性に影響するのみならず、慢性的な睡眠不足は万病の元で、死亡リスクが上がるばかりでなく肥満を促進することも報告されているそう。つまりQOLにも直結してくるわけですから、良い睡眠というのは健康の根幹を支えるのですね。夜に6時間以上の充分な睡眠時間を確保すること、また休み時間を有効に使って睡眠に充てるなど、睡眠の重要性をもう少し意識してみようと思います。

 

週末の「寝だめ」効果はないというのはよく知られています。睡眠貯金はできませんが、週末くらいは7時間睡眠をしっかりとりたいものです。

それではみなさま、良い週末をお過ごしくださいませ。

 

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