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文学フリマ!?

2023.05.23

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

大田市場から徒歩15分圏内にある東京流通センターでは一年を通して様々なイベトが開催されています。アパレルメーカーのファミリーセール、骨董市、フリーマーケット、世界的にも評価が高い錦鯉の品評会に、もちろん花き関係の展示会も開催されます。

 

さて、この週末わたしが参加したイベントはこの東京流通センターで開催された「文学フリマ」。いわゆる同人誌の展示即売会です。「フリマ」といっても、中古品を扱うフリーマーケットではなく、小説や短歌などを扱う分野の展示会。出かけてみますと、あんりまあすごい。会場には千を超えるブースが並んでいるではありませんか!その道をお好きな方が大勢、会場に押し寄せて、ただただ圧倒されました。

 

日本人は世界的にみても活字や文字情報が好きなのだそうです。

ネットで「ツイッター」と「日本語シェア」というキーワード検索を行うと、ツイッターで利用される言語シェアとしては英語が第一位で31.8%、第二位はなんと日本語で18.8%だそうです。世界の言語利用シェアを考えれば、かなり多いと思います。世界言語利用者数の一位は英語で、二位は中国語、三位はヒンディー語のはずです。昔は長い間、第二位がスペイン語でしたが国家の人口増加とともに、言語使用者の数も入れ替えが起こりました。

 

日本語はを使う人口を考えれば、twitterで日本語シェア二位というのはかなり上位だと思います。このことを一直線に活字好きと繋げていいかどうかわかりませんが、日本語をあやつる人たちは文字情報がことのほか好きで、文字情報を生業や趣味、エンターテイメントとして活動する人たちが大勢いるのではないでしょうか。

 

なぜこんなに日本人は活字が好きなのか。今のところナゾではありますが、動画を見ていても、日本語の動画だけは、日本語で話しているにもかかわらず日本語の字幕が付いているという親切ぶり。こういう現象も活字好きと関係があるのでしょうか。また若い世代ではカジュアルに歌う短歌や俳句も流行っていると聞きます。

 

文学フリマで展開されていた光景に、新しい世界を見たように思いました。園芸界の振興、花き業界の活性化に向けたヒントが多分に含まれたイベントと感心してしまいました。

 

 

★大勢でにぎわう文学フリマの一コマ

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それではみなさま、ごきげんよう。

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