OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ナチュラルブーケは本当にナチュラルなのか

2023.06.07

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

韓国といえば何を思い浮かべますか。

昨年末のNHK紅白歌合戦にも出演したTWICEやBTSなどのアーティスト、はたまたドラマ、美容、コスメなどでしょうか。

年代によって連想するものも変わってくるかもしれません。最近、日韓の外交が再開され、先日閉幕したG7広島サミットにはユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領も招待され、報道されているように韓国と日本の関係は進展しているように思われます。また、日本へのコスメ輸入金額も、23年間1位をキープしているフランスを上回る勢いで急成長しており、以前は韓国に行って買っていたものがコンビニエンスストアでも購入できるようになりました。セブン・イレブンでは5月上旬ごろから先日まで韓国グルメフェアを開催しており、ますます身近な存在になっているように感じます。

 

さて、インスタグラムでフォロワーの多い韓国のフラワーアレンジメントのアカウントを見ていると、特徴が3つほどあると感じました。

1つ目は、多品目であること。ブーケの中に多くの種類の花材を使っています。

 

2つ目は、ぴょんぴょんと飛び出るであること。1つの花材を異なる長さで使って、ぴょんぴょんと飛び出るような躍動感のあるアレンジになっています。英国ではこれをジャンピングブーケを呼ぶようです。

 

3つ目は、淡い色目。草花を多用し、淡い色味に仕上がっています。

 

飛び出るアレンジスタイルは、花瓶から沸き立つような生命力を感じます。風通しがよくナチュラルな感じと表現される場合もありますが、1つの作品の中に多品目の花材を使っていることや、あえて同じ花材で高低差を付けていることで、どことなく人の手が入れられた人工的な感じがします。個人的な印象にすぎませんがわたしにとっては、草花というトレンド感を保ちつつ、人工的な感じ持ち合わせた不思議なアレンジメントに見えます。

 

何が人工的で、何が自然な感じに見えるのかは、受け取る人のマインドや感性、嗜好によるということなのかもしれません。きっと今のナチュラルと称されるブーケデザインも、数十年後には、どこか計算されていて、人工的といわれる日が来るかもしれませんね。

 

それではみなさんごきげんよう。

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