OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ピッチクロック・ショットクロック・ライフクロック

2023.04.11

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

アメリカのプロ野球でピッチクロックが導入されました。ここで紹介するまでもないと思いますが、走者なしの場合15秒以内、走者がいる場合は20秒以内に投球動作に入らないといけないというもの。導入理由はシンプルに試合時間の短縮のようです。ではだれのための時間短縮か。主催・運営側のためでもあり、余暇を割いて観戦にくる観客のためでもあり、延いては今はルール化順応に苦しんでいますが選手のためでもあるようです。試合時間が短縮されると同時にゲームの終了時刻に目途が立つことになります。時間に制約がなければ、ゲームはエンドレスになる可能性さえあります。ピッチ間の時間制約がかかればおよその終了時刻がわかりますし、それだけ主催者側も観戦者も計画を立てやすくなります。これまで観にいけなかった試合にも足が向くようになるのではないでしょうか。

ピッチクロックの導入について賛否両論と言われています。「15秒では短い」という意見もあるようですが、これは賛でも否でもなく15秒に対する意見です。短ければ長くするかどうかを検討すればいいということかと思います。

 

実際にショット間の時間を変更したプロスポーツがテニスです。審判からカウントがコールされてから25秒以内にサーブを打つ動作に入らないといけないのです。以前は20秒でしたが、汗を拭いたり、ボールボーイからすぐにボールが受け取れなかったり、コートに鳥やら虫やらが飛び込んできたりなどのハプニングがあったり、ナニヤカニヤで20秒では不十分と2-3年前から25秒になり、且つ選手から残秒数が見えるようデジタルクロックが設置されるようになりました。次のサーブまでの時間ばかりでなく、ゲーム間、トイレットブレイク、メディカルタイムアウト、すべてにおいて時間の制約が厳密に決められています。時間ではなく勝敗が付くまで試合が続くテニスという性質もあって、男子の試合で5-6時間に及ぶこともあります。主催者にとっても審判、運営に携わるすべての人、観客にとっても(ゲームを楽しむ観客によって捉え方は様々とはいえ)、メリットは少ないように思います。なにより選手の心身に間違いなく大きな負担となります。

ショット間、ピッチ間に時間制限がついて、より計画的にゲームを進行することができれば、そのスポーツはより多くの人にとって魅力的なものとなるのではないでしょうか。

 

時間を意識した仕事は、スポーツ選手ばかりでなくもちろん働く人すべてに求められていることです。つまりタイパの意識です。タイパを意識することは、ワークライフバランスを整え、QOLの向上にもつながります。すべての生活者がライフクロックともいうべき人生のストップウォッチを持っています。時間を意識したサービスの提供は、生活者が求めるスタンダードになってくるように思います。それを実現できる業界や業種がより成果を出して魅力的な仕事になっていくのかなと。大谷選手がルール化に順応すべく努力されているように、私たちもタイパを意識して、well-beingの充実とQOLの向上に努めていきたいと思います。・・・といいつつ、今日も遅くまでやってしまいましたが・・・ああ反省。自分に言い聞かせています。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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