OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

オリジナル☆バグオーナメントリース完成!

2022.12.13

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

手作りでリースを作ってみました。リース台から自作です。キウイかなにかの植物のツルを丸めて作りました。

ヒバ・スギ類をワイヤーで留めて、ブルー系の虫のオーナメントを中心に据えました。大田市場の仲卸で見つけて、一目ぼれして買ったものです。

電飾はLEDライトで、これも大田市場内の資材屋さんで見つけた買ってきたものです。

リーズナブルでしたが、資材屋さんがご自身で電飾とボタン電池を組み合わせて作ってくれたものだそうです。便利なのでもはや売り切れていました。

そのまま使えるキットにアレンジして販売されるアイデアが素晴らしいですね。なるほど売れるのもワケがあるというものです。

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さて、パントン発表の2022年の色がツルニチニチソウの花の色、Very Peri.

このバグオーナメント(という名称でいいのか勝手に思いついて命名しましたが)のカラートーンはまさにツルニチニチソウと相性ばっちりに思います。また、昨今は虫というものの位置づけが大きく変わったものと思います。

 

一つ目が食料としての虫。たんぱく質を得るために人類は大豆や魚や肉を摂取するのですが動物性たんぱく質の摂取について問題になっていますね。大型動物を飼育するには大量の温暖化原因物質の排出(牛のげっぷです、げっぷにはメタンが大量に含まれているそうです)を伴うことや大量の穀物(=水や肥料などの資源とも言い換えることができます)を必要とすることなどから、人口増加や世界的な異常気象による穀物不足への対応が迫られています。そこでたんぱく源として昆虫食が議論され商品化もすすんでいます。11月29日の日本農業新聞の報道によれば、昆虫食を学校給食に取り入れる地域もあるようです。

 

二つ目が、昆虫は作物の生産で受粉を担う生物として欠かせないという側面です。農薬散布などにより昆虫の生態系が乱され、受粉率の低下が深刻な問題になるようなり、議論されるようになりました。そのためヨーロッパの農業ベンチャーなどの企業ロゴに蜂をみかけることが増えました。ミツバチは受粉の生態系維持の象徴なのです。このように昆虫の価値が多面的に見直されていることから昆虫のオーナメントを選んでみました。ま、販売していた商品を買っただけですが。入手した昆虫オーナメントはハエかカナブンのようです。この商品以外に、それこそ蜂などをデフォルメした商品もありました。これだけ蜂を話題にしているにも関わらずなおこの虫を選んだのかと言えば、個人的な予算の都合です。

 

そして、昨今LED製品は値下がりが激しくどこでもお使いいただくようになりました。LEDのパーソナル化といっていいぐらいの状況です。写真のリースに取り付けた電飾も激安の部類です。

以上、今年はトレンドカラーと環境シンボルとして人気の虫のオーナメントを使って電飾を仕込んだリースを作成したというわけです。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

フラワービジネスノート2023も一応VeryPeriをアクセントカラーに使った表紙デザインです。

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