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魅力的なカンガルーポーはマラソン発祥の地から発信!

2022.06.13

こんにちは。みんなの花研ひろばです。

 

カンガルーポーといえば、「動物的な質感を持つ三大花き」のひとつ(←あくまでも個人的な視点です笑。あとの2つはまた機会があればフォーカスしてみたいと思います)。

カンガルーポー、「カンガルーの足」を意味した名前ですが、花き業界の方ならどなたでもご存じの花材かと存じます。

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カンガルーポーの育種会社であるマラトンプランツ社のサイトを覗きますと、カンガルーポーの不思議な色合いに驚かされます。

マラトンプランツはギリシャの会社。マラトンという名はその会社の所在地から来ているようです。ギリシャのMarathonというところにあるようですね。つまりマラソン発祥の地。カンガルーと言えば倒れず安定的でありながら、跳躍力も高い強靭な脚を持つ動物ですが、そのカンガルーの足の意味を持つカンガルーポーが、マラソン発祥の地から世界に発信されるなんて、なんだかストーリーを感じますね。

 

カンガルーポーの色味を見ますと、虹色というのか、青みや黄色、紫色など、金属的な光彩を帯びた品種があるんですね。今は、どの花も染めたものが多く流通していますが、この品種なら染めるまでもなくナチュラルで神秘的な雰囲気が出てきます。→詳細はこちら

直線的な草姿にドライなテイストを印象づけるかのような外観を持つ植物です。色バリエーションも幅広く個性的な色合いの品種もあります。例えば金属的なブルー系のような色合いです。

 

近年人気が上がっているのではないかと思いますが、近いうちに日本にも流通するでしょうか。

いや、してほしいものです、すぐにでも。

きっと注目されるものと思います。

生産過程においてどれだけ発色が安定するかにもよるかもしれませんが。

 

こうしてみるとカンガルーポーも一筋縄ではいかない魅力と個性がありますね。

 

ちなみに、カンガルーの皮革を使ったシューズメーカー〇ピングルカンパニーさんには、カンガルーの足に因んで是非カンガルーポーを商品宣伝の映像に使っていただくというのはいかがでしょうか。大きなお世話ですが、イメージ付けにいいと思いました。最近はNike,addidas,Cole Haanなどなど、あらゆる企業がシューズの宣伝に植物を用いています。(理由はそれぞれでしょうが)

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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