OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

個人輸入でDX化を体験する

2022.03.31

こんにちは。泥油育子です。

 

もう2月のことですが、日本では販売されていないある衣類(1点)を購入しようと考え、海外のサイトを見ていました。個人輸入してみようかなと思ったのです。以前個人輸入した友人が、

「いまは輸送の問題か、人手が足らず製造の問題とも聞いているけど、注文したら半年待ちだってよー💦」なんて言っていたものですから、

「ほんまかいな。そら大変なこっちゃ。ひとまず世界の輸送や人手不足の問題を自分で体験してみよう」

と「経験」にかこつけて商品を注文してみました。

 

送料はちょいとかかりますが日本にも配送してくれるということで商品をカゴに入れて、お届け先を入力する画面へ。ここまではまあ国内のECサイトと一緒ですよ。

あー、住所入れるのね、はいはい。番地から町名〇〇区って入れよう・・・・と思ったら、郵便番号を入れただけで瞬時に番地以外の住所が全部入ってしまった!

しかも全部合っている~!(当たり前だけど、結構感動。日本の東京都〇〇区○○町何丁目まで!海外のサイトでなんで知っているの~と。笑)

あとは残りの番地を入れればいいだけ。えー、日本のECサイトで購入しているかのような便利さ。いや、住所を全部手打ちしないといけないこともあることを考えると、それ以上な気がする。

 

輸送を担うのはDHL。ちょっと配達日数かかるけど安価に届けてくる方法と選択式に提案してくれるところもありますが、今回のECショップではDHL一択でした。

まあ届かなかったとしても問い合わせ窓口もしっかりあるし、追跡番号も発行されているし、そもそもきちんとしたメーカーだから大丈夫でしょうと踏み、無事最後の購入まで進みます。

すると翌日「商品の確保しました」連絡あり。その翌日「商品を発送しました」連絡あり。

ハヤイ。マメダ。スバラシイ。

もちろん機械的にそうなっているのですが、それがすごい。DX化ってやつですね。

 

そのうち「米国を出ました」連絡あり。へー。またまた早いじゃん。

いやいや、まだまだ油断ならぬ。何しろ6か月かかる覚悟で購入していますから。

数日間でテンポよく進む工程はとても素早く感じました。

「東京に着いたよ」

マジカ。ハヤ。

「関税かかるけど、どうする?」と聞かれる。

「えー、かからないはずなんだけど。金額と商品種類と両方の点から。」

と思ったけど、個人輸入のはずが法人で仕入れました扱いになってしまっている可能性あるらしく、申し立てできるらしいものの、だいぶ厄介な感じがしたので、やむを得ず授業料として支払い。そう納得して支払えるくらいの金額だったので。

 

すると早々に次の連絡アリ。

「もう、すぐそこまで来てるぜ。受け取り方どうする?

お届け先の住所を変えることもできるし、宅配ボックスに入れておくとか、受け取り方を変えることもできるけど。

変更希望の場合はこちらで指示しといてー」

なんてメールが都度都度マメに届くわけ。到着日も予定より3日繰り上がり、自宅にいない日だったので、宅配ボックスに入れてもらうように情報を入れておく。

配達日当日、

「宅配ボックスに入れといたから!」ちゃんと見とけよ的な行間も読み取れるくらい、マメに親切に連絡が届く。

 

楽しみに帰宅すると、きちんと商品が宅配ボックスの中で正座して待っていてくれました。

すごいですね。川上からのデータ連携。しかもユーザーとしてもかなり使いやすい仕組みになっていました。下手したら半年くらい待つかもなんていう覚悟もありましたが、ふたを開けてみればで予定より3日早く繰り上げ到着。注文から2週間くらいだったでしょうか。国をまたいだ取引で、世界的な混乱の中、何が起こるかと思っていましたがなかなかよい取引ができました。スムーズ過ぎたことと関税を取られたことは想定外でしたが、総合的にいけば川上から川下までのDX化に感動しました。

 

さて、購入前にその衣類を販売しているほかのECサイトも見ていると、サイズ相談についても「とても優しい」のです。例えばサイズSMLって日本の商品と海外ブランドって基本設計が異なるでしょ。そのサイズガイドもあてにならないときがありますね。日本のSMLとは標準スペックが違いますし、おまけにサイズガイドの通りに選んだら伸縮性の問題で実際にはサイズ違いましたってときの喪失感たらありません。

ところが、とても優しいECサイトの中には、「あなたがこれを買うならサイズチェック!」欄があって、身長入れて、体重入れて、体型(!)入れて(だいたいね、お腹どんな感じ?出てんの、ぺたんこなの?お尻どんな感じ?デカイの?どーなのよ、みたいな)、するとあなたのサイズはこれですジャジャン!ってアドバイスしてくれるわけ。コンシェルジュ的なECサービス。

デジタルなのにあたたかみを感じましたね。

 

いや~、この度最近のECサイトはコミュニケーションを完全代替していることを体験。ECコンシェルジュが感情を持っていない分、正直に答えやすいですね笑。商品紹介は静止画ばかりでなく動画も入っているんです。衣服であれば素材感や歩いたときの揺れ感なども分かり、静止画ではわからなかった素材の光沢感も動画で初めてわかりました。

「へー、コレ、光沢あんじゃん。写真じゃわからなかった」

動画で商品価値も伝わりやすくなるというものですね。

 

ということで、今回の衣類個人輸入体験で、輸送費と関税がかかり、当初試算より少し高くつきましたが、いろいろ勉強させてもらいました。

買い物もときによい社会勉強なんだな。

 

本年度も大変お世話になりました。2022年度も大田花き花の生活研究所を変わらずご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

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