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花時間編集「花と短歌でめぐる二十四節気 花のこよみ」

2022.01.11

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

今日は一つ書籍をご紹介します。「花と短歌でめぐる二十四節気 花のこよみ」。1年を二十四節気に分けてその時期に流通する花、枝物をあしらった写真集です。
KADOKAWAの花時間編集部が編集した本です。

花時間といえば豪華な花をあしらう構成が得意だなあと思っていたのですが、こちらの本では時流にあわせて季節のたおやかなアイテムがメインとなっていました。

 

季節感という水がしずくとなって落ちるような書籍が花業界でも増えているかと思います。

二十四節気をテーマにした本としては他にも「花月暦」(第一園芸企画協力 バイインターナショナル)が2021年の3月に出版されています。

 

日本古来の季節暦を全面に出した書籍が増えているのでしょうか。花業界からの出版となりますと、花においてもナチュラル感のあるものに需要が高いことや、伝統文化に基づいた花きの消費を見直すという回帰志向が高まっているのかもしれません。SDGsの実現・実行という動きも後押しして、伝統の継承という持続性が回帰消費に繋がっているともいえるでしょうか。

 

あるいは、私が弁論部だったら、別の立場からの分析で「コロナ禍でグローバル化した商売が上手くいかなく、結局国内調達が増えたという消極的な結論をプラスに捉えた面もあるのでは」と付け足すかもしれません。

 

日本の国産花きやそれにまつわる情報は海外でも高い価値がありますので、注意深く収集して再利用できるようにしたいものですね。

 

フラワービジネスノート2022は2023年3月までのカレンダーを掲載して年度対応しております。

お買いそびれはございませんか?

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