OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

ポストコロナで想定される園芸ビジネス「プランツケア」

2021.09.10

こんにちは。ボンソワール桐生です。

10月以降の移動制限の緩和を受けて、ポストコロナとは言い過ぎかもしれませんが、移動する人が増加することで必要とされる、特に花き業界に期待されるビジネスについて想像しました。
確実にありそうなのはプランツケアでしょう。長い間外出を制限されましたので、その反動で数日間の外出を楽しもうという方が増えることは容易に想定されます。

するとやはり、自宅のプランツが気になるところです。このコロナ禍中に観葉植物を新しく生活のパートナーとして向かい入れた方も多いと思います。

1年から数か月間、毎日生活をともにしてきた仲間ですから、留守中も枯れないように確実にケアをしていきたいところではないかと思います。SNSを見ると結構な数になっている方もいらっしゃるようですね。こだわりの希少種を集めている方もいらして、とても楽しそうです。

 

こうした数十鉢の観葉類や

自生地での自然環境を模した環境づくり(特に光と水について)がマストなコーデックス類には、トランクルームのような預かり保管場所+照明と生育管理サービスが必要になってくるのではないでしょうか。大型の観葉植物を預ける場合にはロジスティクス、引き取りと納品という物流機能もいるでしょう。そうそう、旅先の遠く離れたところからその様子を知りたいでしょうから、トランクルーム内に監視カメラがあってもいいかもしれません。撮影した映像から植物の気持ちを文字にしてくれると感情移入しやすいからAIもいるかなあ・・・。

安心して任せたいから相当なプロフェッショナルがスタッフにいて欲しいなあとか、想像が膨らみます。ここまで実現しようとしますと結構大掛かりなものになってしまいますが、都市部にこうした設備を備えた個人向けサービスはニーズが高まると想像します。表土が乾いたら鉢底から水が出るまでの水やりだけという、コンパクトな定額サービス・・・床屋でいうところの3Qカット的なサービスと、上記のようなラグジュアリー系のサービスとがあるといいでしょうか。いいものはちょっと頼んでみたくなりますよね。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

フラワービジネスノート2022もよろしくお願い致します。

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