OPERATIONAL PERFORMANCE花研コーヒーブレイク

こんなにあった世界の「花の自販機」の世界~!

2021.08.06

こんにちは。ボンソワール桐生です。

 

「マツコの知らない世界」な感じでタイトルを書いてみました。

最近はテレビを見ない人も大勢いるので、このタイトルがテレビ番組由来であることもわからないかもしれません。それだけメディアが多様化しているのかと。

 

それはさておき、以前小欄でもご紹介したとおり、花の自販機につきまして二匹目のどじょうを狙ってみました。そもそもはですね、とあるメルマガがきっかけです。海外からも花のネタをひっぱろうと、グーグルアラートに花に関するキーワードを登録しています。そこに「世界の花の自販機のマーケットについて」という海外企業による分析レポートの営業メールがひっかかりました。

詳細はレポートを購入しないとわかりませんが、少なくとも花の自販機を製造販売している会社が世界中にあることがわかりました。中国、韓国、北米、カナダ、イタリア、スペイン、ほとんどがアレンジやブーケを巨大な自販機に入れての販売。しかも結構自販機自体のサイズが大きいです。日本ではあまり見ない規格サイズです。欲しい商品の番号を押して現金(またはクレジットカード)を入れると、商品が入ったボックスの扉が開いて自分で取り出すというしくみ。無人道の駅での野菜販売でみかけるロッカーのようなスタイルです。

大勢が集まる場所に設置するようです。駅とか大都市の路上とか。北米の自販機は凝っていて、その場で配達注文もできるタッチパネルでした。自販機を設置した花屋さんにとっては自動で先々の注文をとってくれる役割でもあり、なるほど衝動買いギフトが北米に結構あるんだなあと思いました。
翻って日本の自販機はホームユースとギフトで商品も取り扱っていて、海外にある自販機をは一線を画したクールジャパンな感じです。くじびきなどのお楽しみのある商品で、操作はタッチパネル、初心者向けに生花の飾り方も動画で説明、緻密な内部メカニズムを感じました。これは海外から来た人も楽しいのではないでしょうか。遅ればせながら自販機を見直しました。

 

世界の花の自販機メーカー。一部ご参考までに紹介いたします。

NANMAN Flower(韓国)
Automatique(イタリア)
24HourFlorist Inc(米国)
GUANGZHOU LIGHT INDUSTRY(中国)
GAMELSA(スペイン)

Toujours ouvert(カナダ)

カナダの自販機は食品がメインですが花も取扱いがあります。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

 

 

※大田市場花き部の休市に伴い、8月16日(月)、17日(火)は弊社も営業休日とさせていただきます。

予めご了承くださいますようお願い申し上げます。

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