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横浜といえばドルフィンでは?はたして花き消費の牽引基地となるか

2020.07.29

こんにちは。ボンソワール桐生です。

昨日の当ブログを読み、横浜といえばユーミンの歌に出てくる山手のドルフィン(カフェ&レストラン)ではないかというのがここでの結論です。

えー違うだろうというご指摘もあろうかと思いますので、改めて私の素性から申し上げますと、生まれは関八州(関東8国の総称)をさらに北上し、白河の関を超えた東北人です。この歴史的地理的な背景が前提でありますと、横浜イコール神奈川ぐらいの感覚です。横浜ベイスターズと斎藤隆(東北福祉大)と中華街しかわからないというレベルです。よって、ヨコハマの歌と言えばどちらかというとユーミンの『海を見ていた午後』がおすすめなのでした(正確にはこの歌の舞台はヨコハマではないようです。つまり、東北人の私にはヨコハマも神奈川もさほど区別がついていないということでした)。

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下世話で失礼しました。閑話休題。

家計調査データをこのコラムではしばしば取り上げますが、全国平均とそれから全国主要都市の品目別の消費額を調べることができます。だいたいは県庁所在地ですが、それに加え大きい都市も掲載されていることがあります。花業界の場合には、切花、園芸品、園芸品用品の三項目です。神奈川県の場合は横浜市と川崎市の二つの都市のデータを見ることができ、大変興味深い差がそこにはあります。

横浜市のデータからは、切花も鉢物も消費額が全国平均よりも高く、需要が高いエリアであることがわかります。(9月に発行される弊社の新商品に詳細があります)

一方、川崎市は、宅地開発が比較的最近ですから花き消費額はまだまだの金額です。全国平均よりも低い地域です。

 

次にちょっと話題が変わりますが、人口のうち団塊ジュニア世代について述べます。団塊の世代が70代前半、団塊ジュニアが40代後半で、どちらも日本の人口の大勢を占める年齢層です。消費を牽引するといえます。横浜も川崎も団塊ジュニア世代の割合が全国平均からすると高い地域です。花きの消費を引っ張っていけるエリアだと思います。特に川崎は潜在顧客が大勢お住まいだと思います。このコロナ禍で自宅で働く人が増え、身近に花や緑を置きたい需要が高まり、ご自宅用の花き消費を伸ばせたのではないでしょうか。家計消費は5月までのデータが公開されています。今後もどのような数字がでるか、一年を通して長期スパンでウォッチしてまいりたいと思います。

 

途中からなんだか真面目な話になりましたが、結論は変わりませんよ。ユーミンを聴きましょう。

 

それではみなさま、ごきげんよう。

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